ドイツ戦後半

総じてやはり、国内組の国内組らしさ(もちろんマイナス部分)が凄い目立った様に思えました。強豪国と向き合った時に頼りないというか、プレーの判断に「こんなもんで大丈夫だろ」的な甘えを感じてしまう。三都主の仕掛けやらは既に分かり切ってることだとしても、やはりどうしても福西が良かったとは思えなくて。けど多分そう思っているのはボクだけなのでもういいです。もはや好みの段階になってるだろうし。福西のおかげであれだけヒデがやれたんだとするならば、それはボクの眼力では見抜けなかったよごめんなさいと、けど一人を目立たせるために11人という限られた枠を犠牲にしなきゃいけないことは疑問には・・・愚痴になるから辞めておきます。
身体の当て方、ファウルのもらい方、それらを知っている海外組と知ったふりなままの国内組。こういう分け方は本来いけないのだろうけど、どうしても感じてしまう差でした。だからこそ、福西と、あと結局調子のでなかった俊輔(それでも後半は要所に顔を出してきた部分さすがだとは思うが)の所には交代選手が見たかった。小野・小笠原・稲本。
駒野は後半の入り方で上手いことサイドの主導権が握れたのが良かった。サイドチェンジで良いボールも入ったおかげでイケイケにやれた。コレが守備に回った時にどうなるかと思っていたがやはりサイドを何度もつけ込まれてしまった。しかし突然の出場の中では充分の及第点。加地が危うい中頑張って貰いたい。
あと今回もセットプレーからの失点、思えば今年の試合はほとんどがこんな形の失点だった様に思うが、何とかならないのだろうか?技術・体格に差のある相手だとファウルで止めるのは頼らなければいけない手段になってくる。そんな自分から与えたFKに対処できないなんてどうしようもない。とにかく相手の動きについて行けてない。最初の一歩で差がありすぎる。今回の失点は中澤と福西が競り負けてのもの。ここが負けたら誰も勝てないだろ。早急な改善を望む。
今回はとても良いテストマッチだったと思うが、コレをなぜ今まで何度も出来なかったのか?しょうもないなんたらチャレンジ繰り返すよりも濃密な一試合をもっと組んでくれてたら・・・まぁしょうがない。良かったと思います。
あ、高原、これで『使い切った』なんて事の無い様に。