一人旅 8/15 day2-1 ~大阪→富山 電車寝しまくり編~

マンボウ高槻店は思いの外遠い。駅から余裕で20,30分はかかる。オレが山登りとかしてなければ間違いなくしょげてしまう距離。05:03発の始発電車に乗るために、余裕を持って四時には片づけ準備を始めて20分頃には出発。店員さんに近道はないかと聞くが聞いた道は行きで来た道と同じ。まあしょうがねえなと、店員さんにお礼を言って出発。昨日の始発に乗った後で、ものすごくハラ減って電車の中で準備不足を後悔したっていう過去があったので駅に向かう途中の松屋豚めしを補充。何か地元を思い出す。地元と同じ味。当たり前だ。05:03高槻出発。
05:23京都着。新幹線で通ると、あのでっかいビルに対角線上にある何かおっかない階段っていう印象だけど、在来線の京都駅はいたってシンプル。京都という名前のパワーにはとても不釣り合いな感じ。早めに乗り換え。電車に並ぶ人の中にはいかにも高校球児な人も。そう、オレにとっては非日常だけど、この子にとっては日常なんだよな。それを体験しに来たんだけど。05:30京都発。
1時間のみの電車なんで、ここで本寝をするわけにはいかない。CDを聞きながら、外の景色を見ながら、眠気と闘う。外は曇り。そして水滴が窓に。ぱらぱらと来たらしい。今回の旅、雨になったらどうしようみたいな事を考えてなかったので、ちょっと焦る。けど考えたら電車に乗ってるだけだし、富山に着く頃には止んでるだろう。むしろ富山と京都の天気は普通に違うだろう。06:36米原着。
06:50米原発。ここまでは結構混んでたけどここで人が減る。太平洋側を通って東京方面に行く人が多いのだ。日本海側へ行く人はあまりいない。けど、その分電車は短くなってる。考えたら当然だ。対面シートにそれなりにぎっしりの客。しかしここは幸運にも窓側を取れた。ちょこんと出てるテーブルにCDウォークマンを置き、外の一面原っぱを見てれば、自然と眠りにもつけるってもの。ちょくちょく目が覚めながら、景色をぼーっと眺めながら、それでも3時間、タップリと寝る。ここの3時間は時間がのんびりと過ぎてく様で心地よかった。09:51金沢着。
10:28金沢発。そう、金沢では30分の余裕がある。なのでホーム内を探検。売店には弁当が並んでるが、そこまでおなかは減ってないし、あまり惹かれるモノがなかったので買わず。何かオムライスだーヨーロッパ的サンドウィッチだー売ってるところもあったけど、ここまで来てそれは食わないわ。立ち食いソバ屋の白エビかき揚げソバには大いに惹かれたがそこそこ混んでたので断念。次があるさ。(そういえば、阪神尼崎駅内にあった立ち食い蕎麦屋はサイコーに美味かった。いわゆる関西風のダシを駅構内で味わえるとは思わなかった。感動)次に乗る電車のホームに行ってみたが、同じホームの、乗ってきた電車でやんの。何だよー。そこで、駅ホームにあった店を何となく覗いてみるとお好み焼きをその場で焼いて販売する店で、コレだ!と思いメニューを見る。「甘エビ焼き」とかいうのがあったんでそれを購入。「時間大丈夫ですか?」「あーあの電車が出るまでに焼いてもらえれば・・・」「じゃあ大丈夫だちょっと待って」。焼いてる様子を見てると地元のばあちゃんが寄ってきて「こんなん見せられたら食いたなるわ、卑怯やわ。おっちゃん、お好み焼きおくれ」。何かカッコイイばあちゃん。ばあちゃんに旅の説明をしながら、話したり。ばあちゃんと別れて電車に乗る。あえて同じ席に。発車を待ってから甘エビ焼きに舌鼓。景色が最高の調味料。またゆったりと1時間。11:32富山着。