肉の無い青椒肉絲なんてのは、 青椒肉絲とは言わねぇんじゃねぇのかぁ

NHK BS2カウボーイビバップの全話放送が今日から始まった。借りたりなんだりで、都合様々な手段を用いて何度も見尽くしたビバップだ。これを機にDVD録画保存しても良かったんだが、気付いた時にはもう開始から6分過ぎ。表題のフレーズも聴けずに終わったので、普通に放送を見ていくことになると思う。
賛否両論あるであろうこの作品だが、自分はサイコーに好きだった。緩かったり、締め付けられたり、作品内で様々流れる空気が大好きだった。自分の中でアニメと言ったら、ビバップがかなりの構成比を占めているだろう。
また、いわゆる典型的な「菅野よう子信者」になったのもこの作品から。当時のあの年齢・あの経済事情の中でも即決で買ったサントラ。個々のクオリティの高さもさることながら、アニメと合わさっての効かせッぷりが凄い好きだった。今となっては別格のお方になっただろうが、だから「あいしてるぅ〜〜」なんだろうな。「天才が一般階層に降りてきて作った作品」としては評価してるし、ただそれを作ってしまうほどに「一周」しちゃったのかもとも考えてみたが、最近のことは追い切れてないので何とも言えない。
菅野よう子だけでなく、山ちゃん始め声優陣から渡辺信一郎をアタマとした制作陣までの気持ちというか、志というか、職人魂というか、が作品全体に溢れてて。
う〜ん、やっぱりいいなぁビバップは。