新世紀エヴァンゲリオン TVシリーズ

全視聴終了。間をおいてこの年で見ると結構自分の中でのモヤモヤとかが補完出来るもんなわけで(←エヴァ的言葉の使い回し)。やっとオレなりの意見を持つことが出来たような気がします。10年たってやっと(笑)。
要するに、みんなでオトナになろうよ、と。「コドモの感情を取り囲むオトナの感情」が軸の話。コドモの感情っていうのはシンジであり、アスカであり、ミサトの感情であると。周り(リツコやらゲンドウやら)は大雑把に言えばオトナの感情。コドモの感情ってのが、いわゆる「逃げちゃダメだ」(感情って言うよりもむしろ「逃げるか逃げないか」っていう状況全般)。みんなが持ってるそれぞれの心のキズ。それから逃げようとするか補完しようとするかがコドモ感情とオトナ感情の差。だからオトナは始める、人類補完計画を。そんなオトナの感情に振り回されるコドモ。あーオトナ感情からも逃げたいんだなコドモは。んでラスト2話でシンジの心を補完。オトナになれましたよ、おめでとう、と。ラスト2話が人類補完計画だったのね。おれは今まで全く知らなかったです。
言葉に表しづらいんですけど、合ってようが間違ってようが自分のスタンス見つけれたんでもう自己マンです。思ったのは、今この年で改めてみてみると、確かにゼーレやらエヴァシリーズやらと放棄した伏線は多々あるけど大筋の部分の回答はTVシリーズで結構出てるのね、っていう。「実際の」人類補完計画の様は「第弐拾話 こころのかたち、人のかたち WEAVING A STORY 2: oral stage」で(シンジだけだけど)行われ(てしまっ)たわけだし、エヴァンゲリオンの謎ってのも確かに匂わす程度のものかもしれないけど回答は出してる(つもり)なんじゃないかな。結構これはこれで完結できてるような気もしますよTVシリーズ。
いやー一人で満足してたわ。エヴァに対する再評価ができてよかった。
さてあした「THE END OF EVANGELION」を視聴予定。劇場版のラスト2話を改めて見ます。さてどう感じれるかな?エヴァンゲリオン、やっぱ素晴らしい作品だと思いますわ。