最近バイト先に入った人の影響で、非常に多くの人との出会いがある。その道の分野で情熱を傾けている人達にお会いするのはとても劇薬チックに自身に突き刺さっていく。今はそれが効いているらしく、心地よい経験と言えるレベルを保っている。と思う。もちろん副作用に怯えている必要はあるなとはヒシヒシと感じていますが。
先日出かけた重いイベントはそのバイト先の知り合いが監督をやるロケの手伝いをするというもの。以前Vシネマの撮影の時も半日だけだがお手伝いをさせて頂いて、今回は泊まり込みでガッツリ雑用をさせて貰おうと依頼を快諾した。
VシネじゃなくAVでした。
女優さん4人と男優さん3人。単体で出てる人もいて結構知れた女優さん方だったらしい。そんな方々との仕事は何とも複雑怪奇。ここには書けない様なことあんな事こんな事(いや書いても良いんだけどさ)を真剣に眺めながら画のチェックやら防寒の準備やら道具のセッティングやら。右を見ればヤッてるし、左を見れば吊されている。まぁ免疫無い人からすればメチャクチャな現場です。
ただそこから感じる熱だとかは凄まじく、お話とかを伺っていても女優さんの賭けてる決意だとか意志だとかってのが表の大女優並みと言っていいモノがヒシヒシと伝わってくる。凄いモノを見させて頂いたと思っています(いろいろな意味でですが、どうせ)。
そして昨日はその人が主催する映画祭のお手伝い。短編自主映画の上映前に流すジングル・アイキャッチ的なものの撮影をご近所でするということで。映画祭に参加する女優さんや監督さんなどいろんな種類の人が自宅の近所に密集している様は近くの異次元といった趣で結構おかしな感じだった。
アイキャッチ、出演してきました。
素人な自分の演技を絶賛してくれた女優さんや一発OKと判断した監督さんにはホント申し訳ないくらいのショボイ出来でした。自分こんなモンじゃないのにと思いつつも、それを出し切るのが役者のスキルなんだなということに気付いたのでそれはそれで良しとします。ボツになるもオンエアされるもどちらにしても恥ずかしいことになるんだから。映画祭楽しみにしています。
そして2月にはまたVシネの撮影があるらしく、バッチリ戦力にされているみたいで。
しかしまぁ、ガッツリ取り込まれてますな自分。