- まえがき
ってことで、大妄想。最後は我らが東京です。JBアンテナ経由で来られている皆様お待たせしました。東京以外の妄想にはさぞかし興味がなかったかと思われます(笑)
ただ、妄想するも何も自分は小平での水戸戦しか観ていないので、妄想ベースが変わったわけではないです。なので基本的な考えというか思いは水戸戦の時と大して変わってないです。なので、水戸戦の際のエントリを改めて読んで頂けるとこれ幸いです。ここでは、その際に思っていたのに書かなかったこと、選手個人についてちょくちょく触れます。あと、サカマガの名鑑を弄ってみたり。
選手名鑑といえば、今年もJリーガーの好きな女性芸能人ランキング2009が発表されました。資料として、非常に有意義でございました。ありがとうございます。
この手のランキングってのは、様は「今年はこの人を好みと言っておけばセンスを疑われないよ」ってことであり、その安パイを出すことによって、その回答者自身の生々しい部分をさらっと隠す上手さも恐らく求められるでしょう。それゆえに、リンク先の方も弄っているように、濃厚な「一票のみタレント」を挙げた選手始め、こりゃガチだわ!ってチョイスにモヤンモヤンするのが本当の楽しみなのでございますわ。そんな気持ちで東京の部分を眺めていくと…いますねガチの匂いがプンプンする選手が!個人的に選定したガチ度ランキングを。
第3位は「倉本康子」を挙げた赤嶺真吾。正直全く知らなかったのですが、雑誌Domaniの専属モデルで、調べると確かにエライ美人さんですね。ただ、一般的に認知度があるとはあまり思えないんですけど(この辺のアンテナ感度は非常に悪い自分ですが)それだけにチョイスにガチさを感じるわけです。実際にあったことあるんだろうな、合コンとかで。
第2位は「綾瀬はるか」を挙げた吉本一謙。なんだろうね、「吉本=巨乳好き」イメージの収まり具合は。イメージなのに、しっくり来る。来すぎる。未だにヤンジャンのグラビアを観てヤンヤヤンヤ言ってる感じ。「この中じゃ誰が好みか言ってみろよ〜」って草民に詰め寄る吉本。なんかすげー分かりやすいな。
そして第1位はもちろん「三船美佳」を挙げた塩田仁史。当然でございますね、三船美佳ですよだって。このチョイス、センスにはガチの匂いがプンプンですよ!もう何もいえねぇ、何もツッコめねぇです…
この辺の人達は恐らく長い間ずっとこう答え続けてきたんだろうね。こういう気持ちを忘れないように、また新しい方を見つけた時はあっさり鞍替えしながら頑張って頂きたいです。
ちなみに、オレの深キョンはリンク先調べによれば何と1票のみ。ありえねぇ、全ての風が深キョンに向いている昨今だってのに!やっぱJリーガー何も分かってねぇよ!!つかおれもガチ側の人間かorz弄ってごめんね塩田…
ってことで、深田恭子を挙げた柏の小林祐三はこれから個人的に応援していきます。「小林祐三アレアレ〜♪」
- さて、FW争い始まったな
前回の書き残し。まずは引用。
現実的には石川のインフルエンザによる欠席も考慮されての2トップ下であり、去年の実績を上手くばらしたメンバー構成で行われたであろうTM。しかし程度の違いはあれど、ほぼ同じベクトル向きで1〜4本目までやり切った姿勢に、城福監督らしいシンボリックな旗印を感じずにはいられない。ならば今年はサイドアタッカーをどう活かす?それによっては「カボレの相方争い」は赤嶺vs平山の一騎打ちではなくなる。
昨年の後半を乗り切った充実のサイドアタッカー陣を、今年の布陣では当てはめにくそうだなと感じて書いたこのくだり。そして『「カボレの相方争い」は赤嶺vs平山の一騎打ちではなくなる』とぼやけた形で締めました。
しかし、自分の中での気持ちは決まっています。このエントリで戴いたコメントについての返信を引用。
けど、中盤トップ下位置であれだけ分厚くボールが持てるようになったのならば、FWに求められるスキルはまた少し違ってきます。大竹がゴールに近い位置でボールを持ってルックアップ、その時に必要な所作は何か?
「ストロングポイントのサイドアタッカー」のくだりで、『「カボレの相方争い」は赤嶺vs平山の一騎打ちではなくなる』とぼやけて書きましたが、はっきり言ってあのサッカーをやるのならば、カボレの相方はナオです。達也です。裏に飛び出せるスピード系選手です。ソウタでもシンゴでも無いです。自分はそう思います。
シーズン頭の初戦でそこまで判断・言い切るのはどうかと思って、文面としては削りましたが、正直な心境としてはこうです。スタメン争いは相当熾烈です。今年はホント全くわかりません。
こう考える要因は二つ。
小平での水戸戦では、2列目のMFの選手は中央に絞ってプレーすることが多く、サイドに関しては両SBに任せるような形を取っていた。つまり、サイドとして活躍させる専門家的なスタメン配置は枠としてはSBの位置のみになる。せっかくのストロングポイントであるサイドアタッカーなのに、今年の形を考えると使える場所はトップしかない。という消去法的な発想が、一つ。
もうひとつは、コメントでも書いた様に、Wトップ下的な、中央さらに2列目の高い位置にマンパワーをかけることで、その位置でボールを持って支配できる「可能性」というのがチーム戦術として生まれた。そうなると引用したコメントのような状態になり、結果、より裏に飛び出せる選手が必要になると。そうなると格好の候補がナオ・タツヤではないかと。
さてある程度時間が経って、情報の断片からこれをどう見るか?
まず一つとして、梶山・大竹のWトップ下というコンビがほとんど行われてなく、梶山と羽生でコンビが組まれていることが多い事。梶山・羽生コンビがどのような連携を見せているのかは不明だが、FC東京ホットラインや練習試合スタッツを眺めると、梶山がガンガンに飛び出してかなりの得点センスを見せている様子から察するに、変わらずWトップ下感覚で中央めに両者捌いていることが窺われる。「飛び出す選手が欲しい」中で、FWではなくWトップ下のどちらかにそれを求めること、その為の羽生起用は早いウチから考えられた話。実績残した赤嶺・平山をFW争いの軸とするならば尚更の話でもある。飛び出せる選手が欲しいという問題点の解決策としては非常にノーマルな事だし、シーズン中も恐らくこの発想が中心になっていくものだと思われる。
しかし他方として、都城キャンプ最後のTMファジアーノ岡山戦とその翌日のシーサーマッチ札幌戦ではナオ・タツヤをFWとして起用したとの事。1人の選手に複数のポジションをこなさせる方針の城福監督なので、それは当然の流れながらしかし可能性を膨らませにかかっているのも間違いない。特にカボレのやむを得ない事情を思えば、ナオ・タツヤのオプションへの期待度は上がらざるを得ない。
札幌戦の感想を巡ってみると、梶山が抜けた後の出来の悪さが多く指摘されていた。使う選手、使われる選手の割合。使う選手の不足。誰が、誰を使うのか?しかし昨年の練習を見る限りは、選手誰もが「使う・使われる」をこなす事を理想としていると思われるので、選手の特徴は尊重しながらもまずは選手の更なるレベルアップを求めるのが筋であろう。そして例えば、使う事に慣れてない選手にとって、使われる選手の「ホラ、自分をこう使うんだ!」アピールが助けになる事も少なくないはずで、こうなると割合の問題だけではないようにも思える。
これは、難しいね。
ただ現状として、カボレの状況が見えない事で裏抜け系FWの起用がさらに重要になった気がする。FWの組合せとしては「赤嶺・平山・祐介」+「ナオ・タツヤ・『都城の練習生』」の2トップが個人的には理想かな。つか、某『都城の練習生』のシンクロぶりが気になって仕方がない(笑)案外求められているのがU-18系FWだったりするってのが、いとおかし。
- その中で、近藤祐介はどう貢献する?
で、祐介。4番手のFWが、カボレの離脱によりチャンスを得始めている。またホットラインで前田さんはマッチしていると評価し、実際に城福監督の祐介への期待度ってかなり高いように伺える。
神戸から帰ってきて、久しぶりに祐介を観た昨年も同じ事を考えたけど、祐介って神戸で大久保嘉人的なミドル+ロングパスセンスを備えてきた。平山がショートレンジでのパスに終わるところを、祐介ならば収めてからの叩きがかなり広範囲を蹴れる。その点を監督が気にしないわけはなくて、本来は平山よりも重宝したい所なはずなんだけど…
正直に白状すれば、ホットラインでの舐めたインタビューを観ても、いやそれだけでなく多くの部分で「プロで無い」と強く思う(ホットラインのアレも一度じゃないでしょ)。意識レベルはもっと上げていくべきで、それが出来なければ自らを潰してしまう。その性格がプレーに上手く活きればそれも良いのかもしれないが、それが出来ているとも思えない。かなりの分岐点に来ていると感じるし、それをどう活かすかは祐介次第。「やるときゃやらなきゃダメなのよ」と厳しめのエールで祐介を応援したい。
- 何だか梶山がとんでもない事になりそう
その他、気になる選手について少し。まずは梶山陽平。
何か、凄い事になってないですか?若手の居残り練ではかなりの頻度で参加する意識改革。トップ下でも変わらずヌメってゴール量産。ホットラインで観た札幌戦のペナ内でのトラップは、ブラウン管越しにブルった。「空中逆エラシコトラップ」とでも言うの?それとも「右足つばめ返しトラップ」?アレスゲェよ、全国の少年少女がスローで何度も見るべきだって。
ボランチからトップ下にポジションが上がって、飛び出して得点というシーンが格段に増えた。飛び出しだけなら昨年もボランチの位置から意欲的にサイドに飛び出すプレーは多かったが、それが今年はトップ下の位置からゴールを狙う飛び出しが求められ、結果それに応えるスコアラーぶりに。何げに城福監督の下で進化を見せている。またそうしてみて分かったのが、梶山といえばドッカンブレ玉ミドルだけど、そんなの要らないくらいに普通にシュートが上手いっぽい。あの段階でのシュートを任せる分には今野と1,2を争う精度かもしれない(赤嶺に関しては、精度とは違う「何か」と評価)。
どうだろう、本気で「背番号以上」の得点を獲れる気がするんだけど…今年ヒットマンがどれだけ仕留めるのか、これはかなり楽しみ。
- 椋原のクロスは悪くないやい!
そして椋原健太。今はとにかく世間に溢れる椋原への誤解を正したい気持ちでイッパイである。
元々守備に定評のある選手。「身体能力を活かした守備力」と選手名鑑には記載されていたが、いわゆる一般のフィジカル的な身体能力というよりかは、何というか「足カン」とでも名付けたい様な、スッと足を出せばそこに何故かボールが、的なね。そんな守備力でしょう。
そんな椋原の課題は「クロス精度」だという。名鑑だけでなく他にも多くの人が言っているけど、これってホント?オレにはとてもそうは見えないが。
そのルックスのような「ゆるふわクロス」は決して上げない。適度な高さで、鋭くそして上手くスワーブもかかったクロスは、飛び込んだ平山がジャンプせずともキレイにヘッダーで押し込める様な美しさがある。また、椋原のクロスはポイントとしてなかなかの位置を狙い、そこに落とせているとも。適度な高さのクロスがノータッチでゴール前を横切るというのは、それは相手が居ないポイントだった事を示し、中央で合わせる選手と狙いのポイントが合えば一点モノ。中と合わない場面も、ポイントとしては椋原の狙いの方が有効だったりする事も多いのでは?
では、何がダメでスタメンが獲れないか?徳永の壁を越えられないか??ここを言わないとただの言い逃げ、卑怯ですわな。それは一つはやっぱり「守備」だと思うわけで。その足カンが守備で使えてない。特にSBとしての守備ともなれば、各チームこぞってスピードを活かした突破に長けた選手を配置してくるわけで、足カンをくぐり抜けるまでもなくブッチぎる。椋原としてはそのスピード、鋭い切り返しに対し何とか食らい付いて足カンを絡めたいところで、その辺のプロ対応がまだであろう点で、守備の不安点が一つ。
あとは攻撃時のSBとしてのタイプの問題。椋原は1vs1でぶち抜くような選手ではない。長友のようなスピードをバネがあるわけでもないし、徳永の様にパワーで相手を吹っ飛ばすわけでもない。どうしてもそういった選手の方が評価されてしまう。そうなると椋原が磨くべきは「タイミング」になる。ボールを受けた時点で勝負アリ、すぐクロスを上げれるくらいのタイミング。
それは鹿島系ラテラウというのか、選手で言えば伊野波的、田中隼磨とかも?このタイプは他への依存度も高いから難しいんだけど、例えば「抜ききらないでクロス」を突き詰めたり、攻撃面で使われる努力を目指していく方向か。それこそ相馬直樹くらいに使われる事に思い詰めて欲しいです。そういう意味では藤山とよく比較されるけどSBとしては金沢浄を格好のお手本として盗んでいくべきか。
また、小山泰志なんかはその真逆で、あのスピード+負けん気はそこそこ1vs1をぶち抜けるスキルになってるかと…ってのはまた別の時に。
かのように思うのですが、みなさんはどうお思いでしょうか?
- 東京の事を書く時もあるんですよ
ってことで、椋原で結構パワー使っちゃったんでこの辺でお開きです。こっからさらにダラダラ書いてもしょうがないですね。
けどまぁ良いですよ。肝心なのは「このタイミングで東京のエントリを書いた」事、もしくは「自分のブログのトップにまじめな東京エントリを載せておく」事ですから。同じミスはしないのですよワタクシは!
何の話?ってのは次の更新の時にでも。長い妄想お付き合いありがとうございました。