コ ノ ウ ラ ミ ハ ラ サ デ オ ク ベ キ カ -柏戦

思えばいつも同じ壁にぶつかっては散っていった。リーグ戦でも、天皇杯でも、もしかしたらナビスコもそうだったのかも。ぼんやりと、しかしハッキリとした壁にいつも挑み、しかし今年はとうとう突破する事が出来なかったわけである。
けど多少時間が経った今では、その明確な壁が見えた1年目だったことに一定の満足と不満をハッキリさせて、堂々と2年目に突入しようじゃないか!という気になれてきた。
この境地に向かうまでに、時間が必要だった事には間違いない。考えればいつも彼の地でシーズンを終えていたFC東京だが、今回は彼等のシーズンを追いかける事が出来た。シーズンを終える瞬間に立ち会ってしまった。このダメージはかなりでかい。理由あってこの瞬間に立ち会えなかった同志のためにも、という気持ちも。歴史を突き破る貢献が足りなかった、という気持ちも。
何より、オレ達は一つになれていた。「石さんのために…」が勝った勝利だったという言われ方になるのだろうが、それは決して無いというのが今もオレの考えだ。壁に向かって、気持ちもモチベも高まり、それが一つに集約されていた手応えに偽りはないはずだ。その点で負けてはいなかった、間違いなく。絶対、オレのが決勝行きたかったね!
けど負ければ賊軍。負ければ誰かの養分。事実あった(そして間違いなく勝っていた)気持ちの差を結果として出せなかった事の悔しさ。だからオレは負け犬の遠吠えをこうも堂々と吼えたくっているのだから。
同じ千葉の黄色いチームに逆転。しかし逆転パターンとしては全く違う事はここにハッキリさせておきたい。千葉の奇跡的な残留と照らし合わせて「またしても…」という論調には真っ向から否定したい。後半チームとしてジワジワと集中が切れてきた東京に問題があった逆転であり、自分が良く使ういわゆる「逆転への道筋」が見えた逆転だった。もっと事故的に津波に飲み込まれてしまった千葉戦とはかなり色が違う。
勝って良いチームだった。けど出来としてはふさわしくなかったのだろう。その矛盾というか、気持ちを注いで見続けてきた人間ほどにこのギャップにやられてしまったのではないだろうか?そんなどん底から、時間で強制的に立ち直らせてみた。そして冒頭の境地にまで辿り着いた。

あぁだったら誰にも、それこそ流れにもサッカーの神様にも文句言わせねぇ形で堂々とACL行ってやんよ!優勝してやるよ!!盤石な体制で来年、青赤軍団荒れ狂ってやんよ!!ふっざけんなよコンチクショー。オレ達だけを観とけば良いんだよオエ!あームカツク。ぜってー強くなってやる。憎たらしいくらいに強くなってやる!!

オ レ は エ コ パ が 大 キ ラ イ だ !
あースッキリしねぇ。来年痛いメ見せてやるわこんにゃろめ。



さてこんな汚い愚痴で(笑)、今年の更新は以上となります。はてなハイクではつぶやきは続くかもだし、あした早速、今日観てきた高校サッカーについてエントリを挙げる予定です。まとめ的な事をやるかは、またしても気分次第、ということで。来年良いお年にしてやりましょう!!