ルーカスoutその後に プレビュー ×大分トリニータ戦

全く盛り上がりを見せないネット周辺をよそに、プレビューまで妄想します。
文章化して指摘したのが何時だかを確認するために過去エントリを読み返してみると、ナビスコQF三ツ沢でのマリノス戦でした。何かというとルーカスの不調です。中断前の数試合、ルーカスは「不調」というくくりにして良い出来だったと思います。結果として点は取ってはいるけれど、そんな結果がどうだとかすら超越してしまうくらいの、チームに対する貢献度が調子の良い時には見られていたのにそれがこの時期はイマイチ見られなかった。調子の良い時のルーカスってのは、それこそ依存と言っていいほどにチームはルーカスに頼るから。東京が必死の守備から何とか前に(適当に)クリアしても、それを抜群の身体の使い方とボールタッチで前線で収めてしまう、そして上がってくる選手にチョンとはたいてあげられる。または「自らの足が届く範囲ではない」と判断して飛び込んでくる相手守備陣より先にボールに触り、キープしてしまう技巧だとか。それこそ言い出せば誰もがすぐに出てくるほどのルーカスの良さってのが、ここ数試合はあまり見られなかったと思います(ソウル戦はほとんど見られなかったので除きますが)。
オフも挟んだ事だし、いつものルーカスを見せてくれるならば安心だけど、もし難しいとすれば。そうなると、ルーカスを交代させる、そしてその後どうやって点を取りに行くかという事が重要になってきます。
栃木SCとの練習試合のスタッツを覗いてみると、二本目に赤嶺1トップという戦い方を選択しており、中国帰りの平山という状況は考慮しても、この二本目の赤嶺1トップが「ルーカスoutその後」のイメージだと推測できます。個人的には1トップならば赤嶺より平山、赤嶺は2トップで出させてあげたい気もするが、まぁこれは内容見てないので何とも言えません。
ルーカスがどれだけの調子か?そしてもしルーカスの調子が良くない時、点を取りに行くとなった時にどうするか?そしてその効能は?これがこの試合の注目としてみます。
(ここでどうでも良い個人的予想ですが、平山は調子を取り戻しつつある気がします。確かに開幕後から結構酷い出来が続いたけど、これは完全にコンディションピークの調整をミスっただけだと思います。実際に2月の時点での平山はキレキレで凄かったし(ピーク2月かよ!ってツッコミは無しで)そこからどん底に落ちて、時期的に二度目のピークがそろそろ来そうな気がする。最近のパフォーマンスはそこまで不満じゃないんだよね)
世間的な注目は守備陣、茂庭が戻ってきてどうなるかなんだと思うけど。まぁダメな時はダメだし、言い訳が立つくらいに相手の大分はなかなか的確なスゴイ補強をしてきたとは思うし(笑)。梅崎にエジミウソンホベルト鈴木慎吾、それに前俊やら高松がいるんだから。ハマればスゴイと思うし、コンビ等でダメダメなら補強前よりダメになるだろうし。どちらにしてもこちらの守備の出来がどうこうと言う以前なほどに水モノな大分攻撃陣だとは思うから。苦手な高松・深谷・鈴木には気を付けろ、ってくらいです。
まぁもしやばい時には、「今野泰幸CUP」で芸術的なオーバーヘッドを決めたあの人が何とかしてくれるでしょう!