プレビュー ×横浜FC戦

※更新は5/10ですが、書いたのはこの日だったので、載せてみます。今見ると何とも悲しい・・・


改善の余地もない間隔で次の試合が来るのは非常に辛い。しかも前の試合があんな惨敗だったら尚更だ。けど、それでも太陽は昇ってくるわけで、嫌だ嫌だとごねていても、来てしまうミッドウィーク。

ゴール裏では赤嶺待望論が渦巻いている。結構本格的に、露骨に声が出ている。規郎や梶山が全部悪いというわけじゃないが、毎回毎回同じパターンの交代しかしないで成果が出ないとなると、さすがに新しい選手が見たくなってしまうもの。シュート打たない。気持ち・執念を見せてくれない。サポーターはとにかく得点の匂いを出してくれる者を求める。

正直、今の東京にはチームという概念はまるでなく全くチームが出来ていないので、勝負のポイントは「いかに個人が個人の力が発揮できるか」「個人のコンディションがいかほどか」と全て個人の様子頼りになってしまっている。だからそこを強引にポジティブに考えれば、チームとして生きる選手よりも「個の力がハッキリしている選手」をチョイスすることが現時点では正解だと思う(悲しい話だが)。そういった時に期待できるのが赤嶺・梶山・そして何より石川である。

特に石川は絶不調の中で映える好調さ。川崎戦では中央の位置に構えてみたりポジションチェンジを繰り返し、徳永が上がるスペースを上手く作っていた。チームとしてなじめない石川には文句もあったが、チームも糞もない今では石川の単騎力はすがりついてでも生かしてもらいたい部分。川崎戦で、得点を取るためにいろいろな『工夫』を多く試していたのも石川だけだったと思う。停滞感を切り裂く、強烈なドリブルを期待するしかない。

後は梶山。シュート打たないのは相変わらずだけど、一連のシュートフェイントや、ボールキープからサイドへの展開など梶山らしさは前面に出ていた。もし今日スターターで使われるとなるならば、水曜・国立ということで頑張ってくれる気がするけど。

今日はとにかく『個』。組織がないから『個』。個を爆発させて、リーグ戦に弾みをつける結果を全力で掴み取りたい。