プレビュー ×大分トリニータ戦

捨て試合を選別することもなく、国立で必死に勝利を掴んだのも、全てはこの日のため。この日の勝利のための勢いをつけるためである。
今向き合わなければいけないのはリーグ戦で掴んだのが勝ち点3のみという事実。そして暫定と言えども降格圏内に突入したという事実。すべてはこの事実から脱却するための景気づけだった。楽しい日々、浮かれた気持ちはその日まで。置かれている状況は何ら変わっちゃいない。
水曜日の勢いをそのまま持ち込むことが準備期間の最重要使命だった。そしてその肝は浅利となるのは周知の通り。しかし、そのタスクが難しいものになるのも知られているはずだ。中3日で浅利がそのまま働けるか。しかし東京の守備を浅利に全て預けるのは何ともかわいそうだ。だからこそ、周囲の連動された運動量が必要になってくる。水曜日はボールを追いかけた後が良かった。ルーカスが追う、ボールがサイドに流れる、そこでしっかり人数をかけボールを奪うという意志のプレッシングが出来ていたのが大きかった。この運動量をこの試合までは何とか機能させ、乗り切れるかがこの試合のポイント。
五輪組の不在とそれに伴い現在のフォーメーションの関係により、多くのフレッシュな選手がベンチに並ぶことも予想される。その選手の活躍から起用・采配まで、総力戦で乗り越えるべき試合が訪れた。
意地でも、テレビ見つけます。応援します。負けられない。この日を乗り切って、温泉でも何でもしてのんびり帰ってきて欲しいもの。