もうちょい後の出発のために、すぐ寝なければならないのに、プレビュー。
地獄のGW連戦のスタート。怪我人・代表招集でメンバー大欠け状態のTMを経て、とうとう始まってしまった。厳しいメンバー構成ではあるが、先を見なければならない。連戦後半に少しでも怪我人が戻ってきてくれることを期待して、今は現状のやりくりで乗り切ることを主眼に置く。代表メンバーのモチベーションアップと、その他メンバーのリフレッシュ。この試合もまずは、多摩川クラシコでのメンバーが主体となるだろう。
水曜日のTMは、前述通り代表招集の多さで普段の2本目・3本目のメンバー中心となったが、やはり心許ないものは多少感じてしまった。勿論、サブメンバーを信用していないワケじゃないが、現状この選手達はそれぞれのポジションでそれぞれの局地戦を盛り上げていって欲しいのが役割(また、その域は抜け出せてないとも言える)。チームとして組むとやはり、軸が弱い。
つくづく思うのは「やっぱり、チームの軸は外国人に限る」ということ。こういう状況になってありがたみを感じるのが、代表招集と(ほぼ)無縁の外国人選手。カボレ・浅利・藤山・佐原が入った後半、特にカボレが入った事による効果は認めざるを得ないところ。代表招集で欠けたメンバー構成の中で、カボレが居ることのなんと心強いことか。
年代別代表までもが重視されるJリーグ、特に北京五輪本番が控えている今年は尚更「外国人選手」が軸としてチームにシーズンフル貢献されることが絶大なアドバンテージとなる。だからシーズン開幕前に、外国人総とっかえした東京の評価が個人的に低かったわけだが。
しかし、その新外国人選手達が素晴らしい働きを見せているんだから、勝手な評価は翻し、白旗を挙げざるを得ない。それぞれの活躍は周知の通り。頼れる外国人が小平に残ってくれていることの心強さに、GWは大いに甘えて乗り切りたい。
GW連戦のキープレーヤーは「外国人選手」。ボランチ起用の夢を(個人的に)捨てきれないブルーノは、DF・ボランチのワンポイントでの活躍を。エメルソンは終盤の復帰を期待して大竹の負担を和らげる仕事を。そしてカボレは揺るぎないパフォーマンスで量産体制を。
先月負けた清水との対戦は、自らが「右肩上がり」を続けているかどうかの絶好の物差し。また、自信が生むラブリーフットボールの美しさは先週体感した通り。「右肩上がり」の証明を。さらなるラブリーのために、さらなる自信を。美味い魚を楽しむのを遮るかの様なキックオフ時間を設定しやがった清水を、ここは確実に叩く!