×ガンバ大阪戦

kick offは15:00から。発走は15:40。ってことで、ホントならどちらか諦めることになるんだけど、今回諦めたのは前半だけにしておきました。どうしても見たかった天皇賞。結果を見届けてから東府中までダッシュして、タクシーで味スタへ。後半からバッチシ見れました。そしてこの執念、大正解!!
とにかく先に感じたのがこのスタジアムの雰囲気。決して人が多いからってだけでは生まれないこの空気。誰もがピュアに勝ちを信じて応援するこの素晴らしい空気を、感じれただけで今日は来て良かった。そして逆転弾!こんなハッピー感は久しぶりだよ。
外のサッカーファンにはとにかく今、馬場憂太を見て欲しい。ケガからの復帰の時に感じた意識の変化と化ける片鱗が今完全に開花している。トップ下、中央として。タメから散らし、フィニッシュまで。フリーランニングから前線でのチェイシングまで。この素質をもっと外の人間に見て欲しい。ユース上がりらしい「ひらめきとテクニックのみ」だった選手がココまで戦える選手として爆発中な要因は「気持ち」と「運動量」のシンクロ。全力ダッシュでボールを追い、体を張ってボールを掻き出す。カウンターでは逆サイドから猛烈なフリーランニングで結果を狙う姿勢。それがほぼ全時間帯を通して見せてくれる。時に軽いボールキープで取られたりするとあぁ昔を思い出してしまうものだがその後ボールを全力で取り返す様は昔とは違うところ。そんな姿勢から生まれるプレーが結果としてゴールに結びつき、サポーターの心をガッチリと掴んでいる。
とは言っても、今までの全てはここ最近スタメンとして定着してからの話でまだこの活躍は「確変中」として片づけられてしまう可能性だってあるかもしれない。ただ、今回に関してはそんな制限時間で終わる話じゃないと思っている。全ての要因が「良コンディション」に大きく支えられている部分は確かにあるが、それ以上に気持ちの変化・充実がプレーに表れてきている所を素直に評価したい。
正直に、最近の馬場憂太には心の底から惚れています。このまま大きく手応えを掴むシーズンにして欲しいです。