まだだ、まだ終わらんよ! -神戸戦

GIANT KILLING』待望の初サイン会がJ最終節の試合中って、ありえねぇだろ!CHONOですこんばんは。ちなみに、中の人の生まれて初めてのサイン会は、おおひなたごう田中圭一でした。今後の人生の程度は既にこの時点で予兆があったということか(笑)
TV視聴の神戸戦、スゲェ疲れた。
その疲労も、ピンチ連続のハラハラもんから来るモノが多かった。そういうゲームだったのだろう。試合の持つ意味、優勝争いのスパンで見れば厳しい勝ち点1だったけど、イチ試合だけで見れば負け試合を分けさせた試合と見る方が正解。後者視点で見ればチームが勝ち点1を拾えるようになった、といったところだし、前者視点ならば「またしても優勝争いに大事な試合を勝ちきれなかった」。
神戸は個人的にずっと印象の良いチーム。その印象は、「適切」の一言に集約出来る。ボール回しでも、難しい事せずに丁寧にいなせるのは鹿島に似た適切さを感じるし、守備では東京対策をしっかり施し重要なラインと選手を適切にケアし続けた。選手配置も、そして選手補強だって名実のバランスを感じるし(あれ、ノリ(ry。適切に攻め、適切に守る。適切、という規格を越えた部分は、それらを包容してくれるホムスタの素晴らしさと、包容されたいヴィッセルガールか。
そんな神戸に対して「やや予定調和的で、怖さに欠ける気がする」(@fct-fanさん)と感覚が捉えるのも、意見としてそれも納得。適切と予定調和、それは紙一重の感覚だろうし、同じ本質から生まれた感覚だってのは容易に想像出来る。だからそれは、モノを見る角度の問題になるんだろうけど、例えば自分の角度から「適切」と切ると、その「適切」は予定調和を突破するのに絶好の土台にもなりうると考える。この日の神戸で、アクセント・変化はレアンドロのタメと嘉人、そしてほんの少しの吉田の経験だった。神戸がトップを取るにはそれでは足りないし、質・量・種類どれを取っても積み上げないといけないのはまだまだあるのだろう。しかしその土台として、自分の角度から見えた「適切」という名の土台はそこでなかなかに優秀な働きを見せてくれるのではないだろうか?アレをベースに積み上げられるならば心強い。だからこそ自分は、実は神戸の将来に怯えたりもしているのだが…しかし当然、松田監督がそれを土台として運用する手だてを持ち合わせてないかもしれないし、自分が格好の土台と見たものが実は応用の利かない完成品だったりもするわけで。そうなると「予定調和」という角度からの見方のが正解なワケで…
妄想は楽しみきったので、話を戻す。
東京が抑えられたのは、カボレシステムへのラインと、梶山陽平。解説・岩本テルはナオがもっと開いて受けないと、と形容していたが、これも恐らく「サイドへボールが入らない」という事実・本質の切り取り方、角度の話。これをナオの位置取りから切り取ったテルは、その角度から東京サポから「分かってねぇなぁ」とその東京度不足を露呈してしまったわけだけど、個人的にテルは好きだし、マジすげーいい人だったから許す!そして梶山陽平、チームとして無茶ぶりパスも多かったけど確かにファーストタッチはズレていたと思う。技術的な問題なのに、「感覚がズレていた」と形容した方がしっくり来るのは何故だろう?とにもかくにもこれでリーグ戦は終戦となってしまった梶山、これは痛い、オレが。
良い時の東京は、近すぎず遠すぎず。この日の東京は、近すぎ遠すぎ。この急所を解きほぐすカギはTV観戦のせいか自分の知識不足か分からなかったけど、まぁ書いているのが日付け変わってもう金曜日だから、それはもうネットのどこかで、解法のトビラは開いているのでしょう。自分はしっかり見きれてない+違う事に夢中になったのでまだ知りません。

TVV観戦している自分でもあれだけ疲れたのだから、現地の選手達、そして何よりスタンドで直接応援していたサポーターの疲労感は相当のものだっただろう。中継開始からイキナリ聞こえてきたユルネバには身が震えたし、馴染みのチャントばかりが聞こえてきたのは、それはJ SPORTSのマイクボリュームさじ加減のせいではないはず。この試合にかける気持ちは見事に表に出ていただろうし、それゆえの脱力感は間違いない。実際に優勝のめはほぼ途絶えたし、ACLもかなり難しい事になった。

ただ、その事の重大性に自分は、実はイマイチピンと来ていなかったりもする。なぜならば、そこに自分がいなかったから。それは間違いなく不幸な事なんだけど、おかげでこんなにも鈍感にもなれ、だから言えちゃうんだろうなぁ「まだだ、まだ終わらんよ!」って。「やってみるさ」と名付けたブログの人が言う分には、このクワトロ・バジーナ大尉のフレーズもしっくりくるでしょうか。
鹿島戦の激勝から始まった、真の優勝争い。しかし大阪でも鳥取でも、神戸でも出場機会の無かった自分。この新潟戦でやっと、途中投入がありそうな自分ですが、神戸に行かなかった人だからこそ出来る役割、この弱小経済が生んだ鈍感力でポジティブに味スタをかき回してやりますよ。時の流れに刃向かいますよ。
気分は大竹、11.30味スタに『スイッチ』入れてやんよ!これが自分の「青赤大作戦」ということで、あしからず。
ってその前にジャパンカップでスイッチ入れる事になるんでしょうが自分(笑)東京競馬場→味スタ、タクシー相乗り募集中??!何てヤローだぁ