6000人の現場主義 -クラブオリンピア戦

さっくりと、オリンピア戦。
この手のPSM的なことは常々必要だと思っている自分だけど、その理由は「日本的な色に染まりきらないため」と言える。大小差はあれどもやっぱり日本のサッカーっていうのは日本の色に染まっていて、その日本の色に対応していくことでチームが日本の色のみに応対慣れしてしまうってのは、ロングスパンで考えた時には多少危惧しておくべき事だと思う。他の国のサッカーとか見るとやっぱり、日本のサッカーに見慣れると独特に思えてしまうし、「これがサッカー」って狭い定義に凝り固まっている自分に気付くことが良くある。それって多分、実際の競技者なんてもっとそうで、ACLとかで他クラブが晒されてみるとその辺りの1パラメータの高低がよく分かったりもする。マッチデーペーパーにアマラオが「初めて対戦するチームに対しては、試合中にピッチ上で相手の戦い方を分析して対応しなければなりません」なんてコメントしてくれたのはまさにその一環であり、日本っていうガラパゴスで凝り固まった「井の中の蛙(クラブ)」にならないためにも非常に重要で糧にしなければいけない機会だし、そんな機会はあるだけ良いとすら思っています。
試合内容自体は凡庸だったですが、今回の試合で少しでも世界を知ることが出来たのならば、やった意義はあったというものでしょう。
オレの下田祭りが行われそうな匂いを感じたら、いても経ってもいられなくて。結果顔見せ交代は無くて残念極まりないけど(見たかった〜〜)AMARAL cafeの鳥が激ウマだったので、チケが高かったことも含めてよしとします。こういった試合こそ、ウン十年後に生きるかもしれない、目に見えない経験というものです。
ウン十年後にトヨタカップで対戦が決まって、「そういえば昔PSMやってたなぁ、そのとき見ておけば良かったな」と後悔する未来の青赤サポ達よ、ザマアミロですよ。現場に足を運ぶから価値がある。価値が今後生まれてくる。こういったものは徹底して『現場主義』ですよ。