いつまでお茶を濁される? ×アメリカ戦

あまりにもなジーコジャパンに今までは他人感情ではあったが、そうは行かなくなってしまったので。オフ明け(ホントにオフがあったのかは別として)久しぶりの日本代表戦。試合後のこの自分の不愉快感は相変わらずで、さすがジーコイズムといったところだろう。
今回は立場と時期と本番の関係もあり、「コンディション」の部分を差し引いていろいろと考えなければいけないややこしい試合。ただ、これだけ長く監督が率いてきたんだからコンディションが悪いなりに長年で蓄えられたチーム戦術に戻って多少は何とかなるだろう、してくれと考えてた、自分が甘かった。コンディションがよかろうが悪かろうが、感じるいつもの問題といつものジーコジャパン
相手が悪かった。分かりやすい比較対象。日本がやりたいサッカーはあちらを見れば端的だ。「さすがバスケの国だな」と第一印象。ペナのライン周りでの視野の広い連動したショートパス回しも、遊び心のあるロビングパスも、ボールホルダーに対するチェックの速さも、全てがバスケの機能美に感じた。そういう国柄「アメリカのバスケサッカー」を存分に発揮している様が羨ましい。
後半相手がバテた頃から日本が反撃。これがまた悲しい。あっちはやりたいサッカーをやりきってバテてるんだから。やりたいことをやる前にアメリカより先にバテた日本代表とは全く違う。結果おかげで「列の後ろで待たされてる」ギラギラした若いヤツらがめいいっぱいのパフォーマンスで自分を発揮してくれた。助かった。特にアテネ経由じゃないアイツはよかった。
それだけ最悪の内容でも相変わらず「お茶を濁した」結果は掴み取るジーコジャパン。昔も今も変わってない。
ではこの先も?