- 作者: 荒川弘
- 出版社/メーカー: スクウェア・エニックス
- 発売日: 2003/06/21
- メディア: コミック
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7巻まで購入。間違いなく明日にはコンプリートされているでしょう(1〜4巻は除く)。書評はその時でも良いんだけど、今までの実感だけでも。
まず感想としては、他のサイトさんの意見と全く変わりないので省略。個人的には「NARUTO」「金色のガッシュ」に通じる「柔と剛のバランスの取れた王道マンガ」路線に多少「オトナ好みのスパイス」を加えたってところですか。そのスパイスは読めば誰もが感じるその部分です。そういった意味では「剛」の強めなマンガではあるかと。
このマンガで特に成功しているのは「フィールドを狭く感じさせている」ところ。世界観がしっかりしているにも関わらず、単純なフィールドマップに狭さを感じさせる。これは結構話をイジりやすいしそれでいて話の核心にも持っていきやすくなるほどなと感心させるところ。真逆の失敗例と言えるのがONE PIECE。広げすぎた風呂敷をどう畳むかといった事を考えた時にこのフィールドの狭さは有利になる。余りにも広く感じてしまう世界地図も飛空挺を手に入れてしまうととても狭く感じてしまう。そして世界の狭さは核心への匂いを感じさせる。ドラクエ・FFで例えてみたけど、そういったわけでもない様な気がしてきてずどーん。