CL SF デポルティーボ×ポルト 2nd leg

セカンドレグさえしっかり見られればいいや、ってファーストレグを見なかったおれはサッカーファン失格です(笑)
野球でいえば、結果内容共にまさに「完封試合」と言える結果。デポルの4-2-3-1を完璧に封じられた結果に。これ、東京にやられたらと思うと・・・・
誰もが言うだろうけど、やっぱりマウロ・シルバ。中盤が全然ボール収まらなかったもん。これは痛かった。けどそれ以上にポルトの守備意識の高さ。ガンガン鬼プレス90分。こりゃあ勝ち目無いや、マウロ・シルバがいてもどうだったか・・・と思わせる、納得の結果でした。90分このハイレベルのプレスをかけ続けていた事、そして「チームとしての」オプションがデポルより多かった事など、ポルトのチームとしての完成度については賞賛の言葉しかありません。去年がUEFAカップの決勝で今年がCLの決勝だなんてすごいですわ。ファイナリストにふさわしいチームだったな、と。
思ったのが、サッカーっていうのは「局面局面でいかに人数を多く見せれるか」っていう部分が大きいなという事。昨日の試合は、デポルの退場があったとしてもポルトの方が2人は人が多かったんじゃないか、と思わせる出来。デポルがどこでボールを持ってもポルトの選手はいたし、だからって攻撃の時に選手が足りないなんていう事はなかった。これを実践するために必要なのはスタミナと、「考えて走る」という事でしょう。この二つを戦術として高いレベルで組み込んできたモウリーニョ監督は凄いの一言。この監督、やっぱ注目ですわ