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プリンスリーグ関東1部 第1節 FC東京U-18 - 前橋育英 と、結果総ざらい

FC東京U-18

日曜日は色々選択肢がある中でプリンス開幕戦を観に深川グランドへ。3月のフェスティバルを多く観た身として、始まった本番とのギャップを体験しておきたかった。けど、この日は本来バレーボールをしっかり応援するのが正解だよね。文句ない成果を勝ち取った選手も、自分なんかより親身に応援されてきた皆さんにも最大級の賛辞を。その達成感を体感して羨ましいぜ!と嫉妬もしておきますよ〜。

前橋育英
FW 粕川11、皆川10
MF 木下23、小島14、三浦8、上星9
DF 田中3、細萱22、代田4、木村6
GK 志村12

フェスティバルでは小牟田15とのツインタワーだった2トップが、この日は11粕川と10皆川で。11粕川といい13西澤といい7中美といい、FWもサイドもハイレベルで兼用が効く様なプレーヤーが多くて羨ましい。また、タワーをどすんと置くよりもこういった選手と組ませた方がチーム力は確かに良いだろうしね。サニックス杯では日の丸のスタメンだった小牟田はかくして、7中美と13西澤が高校選抜で不在ながら所属チームではスタメン張れずという結果に。何という層の厚さ!!タレント軍団やね。

FC東京U-18
FW 9山口
MF 7星、18山崎、14三田
  8年森、15佐々木
DF 4廣木、6平出、26松藤、13武藤
GK 1崔

3阿部が代表招集で不在。オレ達のキングはどうも長引いている様子か。
9山口がフェスティバルで絶好調だったのを受けてかFWスタメン起用。14三田は右サイドへ。ボランチは8年森と15佐々木。現状は8年森の相方探し中といったところで、この日先発の15佐々木を始め17笠原に19江口(と廣木?って言ってるのはオレだけだが)と超激戦区。DFラインはコレで不動っぽい、13武藤の急成長が凄い。


フェスティバルの時は仕上がりがまだまだだった前育も、さすが本番に向けてある程度形にしてきたか。かけた時間の分はしっかり伸びしろを埋めてきたし、その伸びしろもまだまだタップリ残してある様子。前育らしいテクニカルな1タッチプレーはまだ影を潜めているが、選手個人の上手さ自体はビシバシに伝わるし、間違いなくタレントな彼等ならすぐにまた素晴らしいサッカーを完成していくだろう。
そんな前育が先制点。この瞬間は前育らしさが溢れた。確実なクサビを、受けての14小島はちょんと横に逸らす。恐らくコントロールミスであろうその微妙な浮き球を、しかし11粕川は抜群のダイレクトボレーで豪快に叩き込む。まさにゴラッソと、ヒデミコウタニならつぶやいたに違いない。

東京は9山口と前育CBコンビとの分が悪い。まずはFWがファイトして欲しい東京は攻撃があまり効かず、前半途中で14三田をトップに、9山口は左サイドに据えた。こういう時に7星の存在感が光る、Fマリ杯では負傷退場した星だが、無事で何より。
こうなってからある程度形が付き始める東京。左サイドで水を得た山口に4廣木のオーバーラップで絡む。左サイドを中心に攻撃を作り始めてきた。

同点に追いついた形は意外なモノ。前育DFのウラに出たボールをGKが飛び出して処理、しかしそれがスライディング気味だったせいで手に軽く触れてしまい、東京の選手は一斉に「ハンド!」しかし主審は取らず、一瞬のエアポケットに。しかしプレーは続行であり、GKは飛び出したまま。拾った15佐々木はロングループ一発でふわりとネットを揺らした。焦りに近い反撃が東京は続いていただけにこの得点が大きかった、15佐々木はめでたく下敷きに。さらに続いたのが18山崎。右サイド深くでボールを持つと、パスと予測した相手の逆手を取りユルンとドリブル突破、角度の少ない1対1を冷静に沈めて逆転に成功。

18山崎は独特の間合いと技術を持ちながら、それを一向に「試合を決めるために」使えずにいた。故に結果「軽いプレー」にもなってしまい、攻守の切り替えもお世辞にも速いとは言えず、いつも倉又監督の檄が飛んでいた。それでもあからさまにスタメンから落とさずに使い続けた。分かりやすいくらいに表された監督からの期待に、とうとう応えた。当然まだまだけど、きっかけを予感させるゴールだった。

逆転された前育はいよいよ15小牟田を投入。強烈な高さでゴールに迫る前育には更なる秘密兵器が。途中投入の17竹石が何と強烈なロングスロー持ちで、デラップばりの直線状スローインが浅い位置からPA内にボンボン入る様に。鬼に金棒とはまさにこの事、10皆川15小牟田+デラップは卑怯すぎる(笑)フェスティバルじゃ観なかったから「聞いてへんやろ〜」って。悔しいから(羨ましいから)バラしてやる(笑)

東京としては何より幸先の良い開幕白星発進。去年のプリンス1節湘南戦に比べればチームも出来ていた様に思う。期待の「よっちファンタジー」13武藤は、この日の攻撃が左サイド中心となってしまった事もあって、あまり目立たず。それでもちょいちょいオモロかったけど、次に期待で。よっちは今年の看板だからね。対する前育もさすがのタレント軍団で、単純に星勘定として先に当たっておいて良かったとも。夏にはもう完成しちゃう様な、高円宮杯ではかなりのライバルになりそう。


こちらはザックリと。個人的優勝候補の養和と昇格組の矢板中央は、してやったりのスコアレスドローに。
ケガの14田中輝、代表招集の7加藤がいなくても、代わりの選手まで上手い養和。9木村がドカベンばりにドカンと鎮座し、2列目が豪快に突破する伝統の養和スタイルで前半は圧倒する。
しかしそれに耐えきった矢板中央の、引き分け狙いのドン引きに速い選手を走らせてのポン蹴りカウンターが次第にチャンスを作り出す。間違いなく技術は高くないが、狙いとゲームプランで確実に優勝候補を操る。養和はイライラ焦れ焦れの悪循環。良くある形で養和は悔しい引き分け発進となった。
養和としては弱点が晒されてしまった格好か。9木村のポストから両翼への散らしが養和のスタイルだが、DFラインをブレイクするのが結局両翼の部分のみになってしまった。シュートは多いが、遠目からのシュートが多かった印象も恐らく事実そうだっただろう。中央を分厚く突破出来るかと、サイドのタレント力がかなり高く問われてしまいそう。ただ確かに上手い選手だらけだったので、すぐに立て直してくるだろうし手強い相手なのには違いないかと。

  • その他の結果であれこれ

まずは開幕前の予想。

1位 横浜FMユース (スーパー強い)
2位 三菱養和 (タレント軍団で、チーム力も継続出来てる)
3位 FC東京U-18 (倉又監督パワー炸裂)
4位 前橋育英 (タレント揃い+高体連で仕上がり遅いかも)
5位 東京VY (学徒動員がなければ高木弟+小林で破壊し尽くすが)
6位 流経柏 (クラッシャーサッカーはどう転ぶ?)
7位 浦和Y (タレントはトップでフル稼働中)


はてなハイクより転載

そして今節の結果がコレ

FC東京U-18 2-1 前橋育英高校
鹿島ユース 5-1 ジェフ千葉U-18
三菱養和 0-0 矢板中央高校
鹿島学園 0-6 ヴェルディユース
桐光学園 1-0 横浜F・マリノスユース

見事に裏目りました、本当にありがとうございます。


まず、スーパー強いと言い切ったマリノスが負け。しかも桐光相手にですよ。マリノスユース版スクランブルアタック(by Loose Blog様)の、仕掛けとパスの塩梅が揃った日本人好みのチームで、またその完成度も高くタレント揃いなので、鉄板で優勝候補にしていたのに…それだけに初戦負けには驚いた。
確かに穴がないわけではなかった。CBにまでもポゼッションとそのための足元力を求められてて、そこを単純にはめればすんなりとボールは取れるかなぁと。攻撃に勢いが突いたらもう止めようがないから、高い位置で奪っちゃおうと。チャンスを作れれば、DFラインはそこまで屈強な訳じゃないからチャンスはあるかと考えていた。しかもこれはCBの技術力の問題ではなくて「チームの思想を足枷にしてやる」という発想での話なので、チームの熟成とは関係ない話であり、東京と当たる最終節にも当てはまるかも、って。ただ当然これは高いタスク遂行力が求められる話であり、早々簡単なモノではない。
1週前Fマリ杯で見た桐光は瀬沼が抜けて、高体連チームが故に「選手権でピークかなぁ?」ってくらいのまだまだなチーム。プリンスで揉まれて磨かれてどうなるかとは考えていたけど…とても前述のがやり切れるほどにはチームが決まっている様には感じれなかったし、この負けはちょっとよく分からない…。

鹿島とヴェルディは大勝スタート。

鹿島は宇佐美世代U-17代表の常連FW神田圭介を一度観ておきたいとは思っていたけど、スタッツを観ると3ゴール1アシストといきなりの大暴れ。ハットトリックデビューですげぇ〜。ヴェルディも学徒動員が今のところ高橋のみみたいで。こちらも高木さん家の次男坊が2得点。次男坊を1トップに据えちゃう、ヴェルディの今年の現金さがちょっと好きだったりもする。しかし1節のみとはいえ得点ランクは1位神田2位次男坊のぷらちな世代かぁ、まいったね。オレのよっちもぷらちな世代なんだがなぁ(笑)



ってことで今年も始まったプリンスリーグ。第2節鹿島Y戦はトップの鹿島戦と被るので見に行けませんが、皆さんもどこかのタイミングで、ちょろっと寄って観ていってくれれば。大学リーグも始まるし、見たいモノは尽きないですねぇ〜