丁戒美子のプレビューがあまりにもトンデモで、久しぶりに爆笑したので。これは是非皆様に見て頂きたい。無断引用。原文ママ。掻い摘んでツッコミ。
最終予選の最終節のプレビューで、出だしが
当たり前やろ!と突っ込んでたら、この後さらに疲れますよ。
ベトナム戦の快勝など、何の参考材料にもならないだろう。ただ、勝ちの流れを切らさず、それでもしっかり切り替えて臨む必要がある。もう、(試合前の常套句である)全てを出し切っても出し切らなくても、自分たちのサッカーをしてもしなくてもどっちでもいい。とにかく欲しいのは結果だ。
何というどっちつかず。意味の分からない事を並び立てて、締めに「とにかく欲しいのは結果だ」と今までのくだりを無にする記述。尺延ばしのため、というのなら分かるんですけどね。バッサリ赤いれてやりたいくだり。
気になる事、懸念材料はいくつかある。その最たるものが、あまりにも日本にアドバンテージがありすぎる事だ。矛盾する様に聞こえるかもしれないが、これは深刻な不安要素である。
出たー!何この2ちゃん的ネガりっぷり。そこ突かなくちゃネタがないほどに、懸念材料は無いのか?もっと言うべき事あるんじゃないの?
以下、緩みから日本が星を落としてきたみたいなくだりが続く。オレ達が知りたいのは、サウジがどう強くて、それに対し日本がどう立ち向かうのか。その取材の成果なんだけどね。
そして、アドバンテージの中で最大の不安は「引き分けでも良い」という条件だ。
いや、それが難しいのは分かるんだけどさ、その妄想が許されるのは取材が出来ないウチらみたいな愚民達なわけで、パスを貰って取材を仕事としてる人が書く事じゃないんだよ。以下さらに引き分け試合を落としてきましたよ記述は続き、終いにはU-20の吉田ジャパンの話も出してくる。
ゆとりを持って迎える試合はことごとく落としてきた。
ゆとり出たー!!この「ネガ」くだりは梅崎のインタビューを載せてやっと終了。U-20W杯でその経験の苦しさは乗り越えたからそれを生かしたいね、と。ここまでを全体の3/4を使ってタップリと記述。尺延ばししすぎだろ!
残り1/4を残して、この試合で重要な事を述べてこのプレビューが終わるわけだが、それが何かをザックリまとめると、まず「カナダ組と古参組の垣根がやっと無くなってきた→年上が年下に声をかける様になり笑いが絶えない」と。良い雰囲気になってきたんですよって。ここで超展開。
チーム内でカナダ組がようやく認められるようになってきたことの証でもあるだろう。だから、今こそ下から上に経験も伝えなくてはならない。引き分けで良い試合は本当に難しいのだ、と。
何かいろいろな前提がそもそもアレなんだけど、その中で取材してみて「良い雰囲気だわね」と感じたから、最重要ポイントはこうしました、って感じでしょう。正直、唖然。んで、最後の締め。
もしかしたらU-18時代に遡っても、この年代別代表がここまで結束して力を発揮しようとしていた事はないかもしれない。そんな状況にあるこのチームを今、ここで終わらせてはならない。予選を通して培ったチーム力が、最後に来て最大の武器になるはずだ。
お疲れさまでした。さぞかし収穫の多い取材だったんでしょう。
せっかく、「青ゴラ」で見た目も気合が入ってたのにね。これでエルゴラが「経営は順調」だってのが信じられない。組織としてのアレも良く聞くだけに。あーあー。
とにかく、自分は五輪代表ってのが好きなので、北京にも(何となく)行ってみたいので、今日はマジ頑張れ!勝て!!『このチームを今、ここで終わらせてはならない』。