こういうところに来てはいけない

わけあって久しぶりに渋谷に行くことになって（人ごみ嫌いな俺に渋谷は合わないんだが）、それでもじゃあと思って久しぶりにぶらぶらしてみたら、何ともまぁ物欲がドバドバと溢れてきましてね。何とかぎりぎりマンガだけで購入物は済ませられたんですが。
久しぶりにBook1stなんぞ行っちまったら、あー好きな作家の新作が出ていたわだの、「このマンガはおもしろいだろ〜」電波が表紙からユワンユワン出てるやつだとか最近話題のやつだとかまぁいろいろとあるわけで。ドカンと買ってきましたさ。
常々思うのが、こういう単行本の感想を書こうかなって時に、あらすじの要約みたいのを考えて、もしくは見つけてしっかり載せるブロガーの方々は本当に素晴らしいと思いますわ。自分だとめんどくさくてそんなことする気が起きないっす。

少女ファイト(1) (KCデラックス イブニング)

質の高い直球ストレートなマンガを毎度しっかり投げてくれるのは読者としてはとてもありがたい話です。受ける度にしびれさせてくれます。この人も案外曽田正人っぽい「天才の通った後は破滅」的な話もあったりして、今回もその匂いがちらほら。どう転がるかが楽しみ。しかしイブニングはいつの間にか層が厚くなってたなー。創刊当時は「サトラレの受け入れ先を自分たちで創りました」的イメージしかなかったんだけど（これも超個人的イメージだが）

ボーイズ・オン・ザ・ラン 1 (ビッグコミックス)

小学館イズムな「一巻構成力」で勝負。それを踏まえた連載構成ができるってのはつくづくすごい話だと思うよ。

もやしもん(1) (イブニングKC)

完全にギャグマンガだと勝手に思っていたせいで、その影響もろ受けな印象しか持てなかった自身に残念。先を読むまで態度は保留したいが、その先をいつ買うことになるのかは未知。

皇国の守護者 (1) (ヤングジャンプ・コミックス・ウルトラ)

骨太な原作をプラスアルファして作品化する技量に脱帽。「狭い世界で大きな話」が描けている。これでまだ新人だろ？すげぇすげぇ。圧倒的な引きの強さに、その日に全巻購入しちまった。各所で推薦されるわけです。

団地ともお(1) ビッグコミックス

「やべぇ、ともおって俺に似てる」と多くの男子が想うところだろう。そうじゃないとともおに似てるのが俺だけになっちまうからとても困る。ただのギャグにならないエッセンスの加え方が秀逸。ともおの涙ほど切ないものは無い。