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プリンスリーグ関東 FC東京U-18 - 流経柏 とおまけコーナー

FC東京U-18

日曜日はプリンスリーグ観戦に深川へ。
着いた頃には後半が始まっていた(笑)
久しぶりに豪快に寝坊をかました。起きたらもうキックオフ10分前。かな〜り心が折れかけたけど、まぁ一応行ってみる。駅まで着いても、やっぱり府中の競馬場にするかと相当迷ったり。けど深川へ。だって何げに久しぶりの東京U-18だったし、流経柏の変化も気になってでかなり楽しみにしていたカードだから。だったら寝坊するな。


着いたのは後半5分くらいか、0-0。両者共に決め手欠く、つばぜり合いの様な前半。だったんだろうね。勝手に言ってますよ当然。せわしなくメンバーを確認してみる。
…キングがいるではないの?!!
我らが10番、重松健太郎が普通にピッチでプレーしている。うわーわーわー、ははぁ〜。サボらず来ておいて良かったです。ちなみに15佐々木と交代した様子。観戦者によればヨウジは自由が過ぎるとのこと。
さてその重松。2節の鹿島Y戦で久しぶりの出場を果たしたものの、それからまた出場が遠ざかっていた。どうもヒザの様子が…ってのは人づての話なんで詳細は控えるが、この日出場を果たしてもまだまだ様子を見ながらじっくりと、ってのが賢明そう。大事な箇所なんで慎重を期して欲しい。
それでも久しぶりの重松のプレーぶりを拝めて、ただただ嬉しかったな。その顕著な部分が相手のプレッシャーをいなす部分。軸足・蹴り足の周囲をどうボールを通すか?細かくボールタッチで遊びながらサラッといなす感じ、華麗だねぇ。今年のユースっ子でいなすプレーというと18山崎ナオくらいになるけれど、ナオが手や身体を使って、そのこなしと併せていなすのに比べるとまた違ういなし方。あの冷静さとテクニックはさすがなんだよね。この試合ではその後のプレーとかで試合勘的な鈍さは当然大きく出ていたけれど、やはりテクニカルさは抜けた選手。中距離パスも通せるし、流経柏の屈強CB陣とハイボールをずっと競り続ける力強さもあってで。やはりキング。ラストピースですね。じっくりと、順調に然るべき舞台にターゲットを絞って調整を続けて欲しいところ。


全体な話に戻ると、前半の段階で重松を投入したところを観ても分かる様に東京は苦戦を強いられた。流経柏の良い部分と、東京の課題とする部分が合わさった様な展開が後半もそのまま続いた様な形らしい。
流経柏はとにかく集中力がハンパ無かった。モチベーションがものすごい。「絶対失点しないぞ」「まず守備だろ!」特に守備に関する強い激はチーム内から何度も聞かれた。その原因は前節マリノスユースに0-10でフルボッコにされたからに他ならない。全国の頂点を狙う強豪校に成長した流経柏にとってこの歴史的大敗は相当なダメージだったはず。その反動からか、この日は「とにかく絶対無失点!!」の意思統一が凄かった。東京との競り合いの中で、手が顔に入ることがあっても切らさずプレーを続け、激しい守備で逆にやり返してみせる。集中の高さがそのままプレーに乗って、素晴らしいパフォーマンスだった。
それをこじ開けるのが相当厳しい代物なのは分かってはいるが、そこで結果こじ開けられなかった東京の攻撃パフォーマンスは今年の課題が見えたモノだっただけに印象はあまり良くない。

ゾーンを構える。プレスをかける。どちらにしてもスペースは無いし人はたくさん待ちかまえている守備を、ではどう突破するか?その方法論として例えば風間やっひーは、人が多かろうがコースは狭かろうが「パスを通せる技術を見せろ」というアプローチ。相手が動かなくても技術でぶち破っちゃうよ、ってのが優先順位の上位。対する方法論が、「相手を動かしてスペースを作る」やり方。もはやどこもかしこも「人もボールも…」って言い始めるからもうウンザリなんだけど、この狙いのキモは要は「人とボールが動く(手段)」ことで『相手を動かす(成果)』事が重要なわけでしょ。相手を動かして、人が多い中でも混乱を作って、生まれたギャップを突こうって、どちらかというとこれがいま流行りのやり方か。
で、今の東京U-18はいわゆる「相手を動かす攻撃」ってのは出来てない。サイド起点から流れ流れて崩すか、裏へのボールに14ヒサオを走らせてぶっ壊して貰うか。ファイトして相手を破る方法論で得点を重ねている。スペースを使った攻撃はある程度出来るけど、相手を動かす様な攻撃は出来ないからスペースを潰しにかかる相手には苦戦してしまう。流経柏ほどのチームがこうも意識高く守備をバチンとこなされたら、今の東京ではちょっと難しい。

1週間で立て直し、モチベMAXでやり切った流経柏はさすがだと感じたのと同時に、東京の現在の課題が浮き彫りになった試合でもあったかな。


予定外のとれ高不足により(笑)他の結果にやんややんやツッコミを入れようのコーナーです。まず現在の順位から。

 1位 18 横浜FMユース
 2位 18 FC東京U-18
 3位 17 三菱養和
 4位 13 桐光学園
 5位 12 ヴェルディユース
 6位 10 前橋育英
 7位 10 浦和Y
 8位 10 流経柏
 9位  9 鹿島Y
10位  9 ジェフ千葉Y
11位  8 矢板中央
12位  1 鹿島学園

数字は勝ち点。浦和Y-流経柏戦が延期分として残ってる上で、残り3節。優勝はマリノス・養和・そして東京に絞られたか。
…と、ここでおさらい。開幕前の順位予想を振り返り。

1位 横浜FMユース (スーパー強い)
2位 三菱養和 (タレント軍団で、チーム力も継続出来てる)
3位 FC東京U-18 (倉又監督パワー炸裂)
4位 前橋育英 (タレント揃い+高体連で仕上がり遅いかも)
5位 東京VY (学徒動員がなければ高木弟+小林で破壊し尽くすが)
6位 流経柏 (クラッシャーサッカーはどう転ぶ?)
7位 浦和Y (タレントはトップでフル稼働中)


はてなハイクより転載

どうだオラー、そこそこ合っっとったやろー、コラー!何のテンションか知りませんが(笑)一応それなりに観てきただけの成果は出たってことで。開幕時にはどうなることかと思った予想だったけどね。


首位は今節でマリノスが逆転。初戦で桐光相手につまずいたものの、その後の7試合で取りも取ったり30得点。特に流経柏せんでの10得点は圧巻。公式戦でこのスコアはアリエナイ。現在のメンバーを観ると3月時に比べてやはり結構メンバーが替わっている。8関原はスタメン勝ち取って得点王だし、中央トライアングルは17松本と12後藤がパスワークに貢献しているキモだと思ったら今は13澁谷と26熊谷のコンビだし。随分変わりながら、けどそのスタイルには変わりないんだろうな。元々層は厚いし、あのスクランブルアタックは短期間ながらしっかり染みついてる感はあったから、松橋力蔵監督の仕事も良いんだろうな。今年のユース年代の華だとも思っているので、最終節が本当に楽しみ。勝てる気がしない様でもあり、相性的に案外イケちゃう気もしないでもない(笑)

3位は三菱養和。こちらもスタート出遅れたものの、リーグ終盤でしっかりと居るべき順位につけてきた。
こちらもタレント軍団。ミクロなエリアで的確にトライアングルを作り、確実にパスを通す。その連続はどんなプレスもいとも簡単にいなし、強烈なビルドアップ能力として攻撃に繋げる。1トップ9木村がドカンと鎮座し、そこからちょんと散らしさえすれば、後は全国屈指のアタッカーがガンガンにドリブルで仕掛けゴールを強奪する。それに加えて強烈なトランジションは90分緩むことはないし、守れば強烈なブロックを跳ね返す屈強さを全ての選手が備える。プレースキックも右の10玉城、左の7加藤、遠い距離は2早川の強烈な一振りとパーフェクトに揃っている。強いチームが強いサッカーをし切っている強さ。全国狙えるチームでしょう。横浜は「華麗」だったら、養和はとにかく「強さ」。良いんだわ、養和…


それに絡むのが東京。何だか申し訳ないッス(笑)ホント自分トコのチームだけど、よく分からない。ある意味強烈に個性的。
横浜にしろ養和にしろ、タレントが揃ってて、減損無くチームに仕立てて、っていう強いチームって、でもそれって『普通』でしょ?強いチームってそういう物だし。強さが分かりやすい。それに比べて東京U-18ってのは、両者に比べればタレントは劣るだろうし、パスワークなんかの質も多分まだ劣る。
けどこの勝ち点、この順位にいるのは非常に納得なんだよね。もちろん前年チャンピオンの恩恵で強豪対決が最後の方に集中したから、って組み分けの有利さは当然ある。でも強いよ東京。横浜・養和とは性質が全く違うけど、たぶん強い。
じゃあ何が違うの?東京はどこが凄いの?これが難しい。


一つ思うのは、彼等は日本で一番仕事をする選手達であるということ。11人のチームの構成員として、瞬間どう考えてどう行動すべきか?ってのが他に比べてずば抜けている。仕事人なんだよね、全員が。シチュエーションの瞬間で「サイドに流すのをフェイクにしてクサビを入れよう」みたいな発想とその実行力、それに対する周囲の分かってる感の連動が、なんて言うかもうオッサンの、仕事人の「粋」みたいなね。何言ってるか全く分からなくなってきたけど(笑)
例えば松藤・平出・廣木のDF陣。もうね、オッサンなのよ、プレーの冷静さだとか仕事ぶりが。慌てず、冷静に対峙して相手が勝手にミスをしてくれる位に動じない。体格はお世辞にもある方ではないけれど、自分の持っているモノを有効に「使い切って」対処する。凄いんだ。
ゲームをコントロールする感覚もずば抜けている。残り時間と自分の状況を踏まえたプレーが難なく出来る。これは出来る様で出来てないチームが非常に多い。勝っていながら残り5分でもワーって攻めて、逆襲られて同点だなんてケースはユース年代ではよく見られる。その辺のミスは東京は全くないね。今年の東京のボールキープショーは、鹿島を超える、相手が泣いて悔しがるくらいの『鬼』っぷり。キープショーの徹底ぶりは嫌われそうなくらいな徹底ぶり。
あとサテライトやTMの2本目3本目とかでトップチームの中にユースっ子が混ざるとそれらの大人ぶりが更に顕著に映える。セカンドチーム・急造チームをチームっていう体裁に整えるのは、数人のユースっ子達による「チームメンバーとしての仕事ぶり」だったりする時もある。

とにかく大人なんだよね。11人で作るチームの構成員としては、こんなに頼もしい選手達は無いんじゃなかろうか?他の育成機関とは一線を画す部分での、東京U-18の最大の特徴。それは確かに勝ちに直結している。

ホント異質。ただ攻撃に難のある守備的チーム、だけでは収まっていない強さがある気がしてならない。何か、難しいのよ。そのキモと変化に気付きたくて、今年も観戦しに行ってるんですけどね。遅刻するけど(笑)


他はサクッと。桐光は最大のサプライズ。3月のマリノスカップで観たときはとてもこの結果は予想出来なかった。総体絡みで、変化は確認しておきたいところ。ヴェルディは昨年の「瓦斯スタイル」からより「緑の血スタイル」になってきたか。高木兄弟を前線で使う現金采配が功を奏している様な、緑らしいポカもあったり、色々と「らしい」今年のチーム。前育はチーム得点王が西澤なのを観て分かる様に、個の相性を踏まえたスタメン構成の必要性が馴染んできたのでは?浦和は去年よりはチームになってるけれど、タレント抜けた後でも続けるほどのスタイルじゃないよね。判断のないダイレクトパスには萎えるわ。以下省略。そんな感じ〜


さてさてプリンスも残り3節です。高円宮杯出場枠が7つということで、東京はほぼ出場を決めたので今後はクラ選予選と併せて「スクラップ&ビルド」の時期に。一度ぶっ壊して、そこから生まれるニューヒーローは誰か?プリンス最終節の2週後にはすぐクラ選の夏、Jヴィレッジの夏がやってくる(クラ選本戦スケジュール今年版が既に出てます。GL初日は味スタ広島戦と被る…)。それを見越してもこのひと月はホント大事な時期。お暇な方は是非足を運んでみては?
自分はその頃は恐らく、大学サッカー観てきます(笑)今年こそは茨城ダービー観戦してやるぜ!