ちょっとで良いので、我々にも注目してはくれんかねぇ 高円宮杯プレビュー

いよいよ日曜日から高円宮杯が開幕。

高円宮杯応援Tシャツも既に届いた方が出始めてきたようで、いよいよ感がモリモリ湧いてきたでございます。無事に届いた方は、その旨だけでもぜひ連絡を頂きます様お願いします。その方が安心するでしょうし。現地渡しの方は、ゴル裏付近でシャツ着てうろうろしてる人が(寝坊してなきゃ)たぶんいると思うので、その人に適当に確認してみればいいと思います(いやいや〜、正式アナウンスに則って方法での受け渡しを各自お願いしますよ)

また本日エルゴラが増刊号的な位置付けで高円宮杯プレビュー号を発売、ひしゃく氏が猛烈に「反撃」した様子は読んでてありありと伝わってきたんですけれど…

しかし、何でしょうねこの我々のガン無視されっぷりは。

いやいやね、ビックリしましたよ。身内びいきではありますが、一応我々優勝候補だと思うんですよ。しかも筆頭に近いレベルで。それが紙面を飾るのは桜さんやら神さんやら赤さんやら。何デダヨ!オカシイヨ!桜さんも神さんも、Jユース杯予選の初戦で揃って負けてるんだヨ!赤さんなんてクラ選に出れてもいないんだよ!ドウイウコトダァヨ!

と言いたくもなるんですけど、これが事実、なのかもしれないなとも。

というのも、単純にわれわれはクラ選では厳しい戦いを勝ち抜きながらも、結局は準優勝に終わったという事実がある。直近の大会を優勝か準優勝だったかの違いが扱いを変えるのは当然のこと、実際「夏の王者」として挑んだ昨年はそれなりのスポットライトを浴びていた(それでも、された評価は歪んだ評価だったとは思うのだが)

所詮、準優勝なんて歴史に名は残らない。惜しかったなんて思い出は時代とともに風化され、やがて忘れ去られる。優勝しなければ意味が無いのだ。そう、優勝こそがすべて。

ナビスコ杯もそう。高円宮杯もそう。目指すは優勝あるのみである。

そんなイライラがちょっと乗っかった、高円宮杯プレビューを簡単に。

本来プリンスリーグ関東優勝チームである我々は、ホームである西が丘を主戦場とした予選ラウンドを戦えるはずだったのに、そこはおなじみ「大人の事情」によって、はるばるさいたまくんだりまで行かされる羽目に。
その張本人様といきなりの激突。ディフェンディングチャンピオン様と初戦で当たれるなんて光栄の極みでございますね。
浦和ユース。いわゆる個の力は前年ほどに「目立ちやすい個」ではなく、しかし前年よりもチームとしての出来は良かったように感じたのが夏前。それでも我々とは実力に大きな差があり、7.5の第10節では6-1で徹底的に撃破。このときに視察に来た布U-18日本代表監督に認められてかSBS杯では最多の4名召集に繋がった事実を踏まえても、この時の試合の出来は推して知ることができるだろう。そこからの伸びしろ差を確かめる試合となる。
浦和の注目選手は13岡田。コンビの相方10石沢のが良く紹介されているが、自分が見る試合ではいつも石沢よりも岡田の方が目立つ。ハッキリとした動きで攻撃の道標となり、その大きな動きの中でのオンザボール技術もなかなかのもの。他にも11番の2年生FW磯辺と、国体でウチの岩木と3トップを組んでいた1年生FW17矢島倫あたりが注目か。GK1中村はSBS杯の代表に選出された選手だが、我らがチャンヒのが良いGKだから安心しろ。
大事な初戦となるが、ぜひお互いに万全の状態でのぶつかり合いに期待したい。というのも先日浦和ジュニアユースの選手が集団で新型インフルエンザに感染してしまったらしく、ユース年代への影響が最少で済むことを願う。
また、せっかくのアウェーくんだりにまで行くのだから、どうせならヒリヒリとしたアウェー感覚の中で選手達も試合をしてほしいもの。埼玉在住のサッカー好きさんは是非スタジアムに足を運んでいただき、これ以上ないアウェー環境での戦いを望みたい。みんな「Jリーグ」が無くてヒマなんでしょ?だったらいっぱい来てちょうだいよ。
対する我々はナビスコカップ準決勝2ndレグというスーパー大事な試合があって、とーっても忙しいとは思うんですが、大事な大一番を前にして貯め込んだその気持ちを是非この試合を応援することでさらに倍に膨らましてみてはいかがでしょうか?
この試合で確かに燃えてから、夜は味スタで燃え尽きる。これこそ粋な青赤同志ってなもんですわ。

プリンスリーグ中国の2部に在籍するチームがまさかの高円宮杯参戦。その理由は高校総体の準優勝にある。短期決戦で勢いに乗ったのかも分からないが、勝ち上がりが水戸商・丸岡・京都久御山・中津江 東・そして佐賀東を破ってなんだから侮れない。

高校総体ともなるとCSながら中継があるみたいで、決勝戦の様子を20分だけのチラ見をしてみたが、どうも守→攻の切り替え直後に即FWへロングボールを入れるスタイル。それをまず11山本と9谷尾の2トップのみで攻撃として形作ってしまう。それに遅れてフォローに上がった1名ないしは2名の選手が多少の厚みを加えるみたいな。そんな感じ。ただ、その2トップの成立させっぷりがかなりのもので、その様子がなかなか面白そう。
対する東京としては、フィジカルでぶつかり合う分には当たり負けは絶対にしないと思うが、ライン上での駆け引きで裏を狙うFWにはたまにポカをかます様子が今年は見受けられるから、その意識のエアポケットを確実に埋めての完勝を望む。
全国大会の楽しみと言えば何てったって、こういった普段じゃ絶対見られないようなチームのサッカーが見れるところ。
一つ心配事があるとすれば、プリンス中国2部で2位という成績を収めた米子北高校は、1部6位の作陽との入れ替え戦が待ってるんだけど、その試合日が9.13の1330キックオフとのこと。この強烈バッティングは果たして解消されたんでしょうか?

  • GL第3節 静岡学園高校 9.19(土)1320キックオフ 西が丘

運命の第3節はさいスタ第2グランドとこの西が丘との同時キックオフ。我々は大人の事情の帳尻合わせか西が丘開催に。
…とは言っても、レギュレーション的に勝ち抜けは24チーム中の16チーム。近年の計算では1勝、勝ち点3をもっておけばほぼノックアウトラウンド進出となるレギュレーション。つまりこの段階で東京は勝ち点6とし、予選突破を既に果たしていることになる。いやいや、決めててもらわなきゃ困るよ。その程度のチームじゃ困る。
その上で、出来れば「戦略的2位通過」を望みたいわけで(笑)だってリーグ2位だとノックアウトラウンドの会場が「夢の島→ひたちなか」なのに対して、1位通過だと「石巻Jヴィレッジ」だぜ?何この格差。つか石巻って初めて聞いたわ。こんなしょうもない日程にはとてもじゃないが付き合いたくないのである。誰が行けるかこのルート!いや、選手のためを思ってだよあくまでも…

ほぼ100%の確率で消化試合となるこの試合だが、倉又監督は元々スタメンをいじらないタイプであり、「消化試合にフルメンバー」はしょっちゅうやらせてきた。この試合も「勝ち点9を狙う戦い」をしてくるのはほぼ間違いなさそう。

相手は名門シズガク。チームの試合を見るのは恐らく初めて。名門の名門たる所以を感じるのに楽しみな試合。
先日のSBS杯では6名の選手が静岡選抜に選出。その内訳は4-2-3-1布陣の両SBと前線4枚。特に9森田10深澤7和田8戸高は日本戦でセットそのまま先発出場だった。その時の様子はこちら
とまあこんな感じなわけだけど、恐らくは10番背負う深澤次第。元々はシズガク伝統のテクニシャンらしいが、SBS杯での微妙っぷりだけを見て判断すると東京の猟犬達ならば対応できると考える。
その分、活きの良い両サイドには要注意。SBS杯で目立っていた8戸高と5鈴木。戸高はスピードとテクを併せ持ったアタッカー、鈴木は野心的に中央へとオーバーラップ仕掛けてくる右SB。鈴木はボランチ起用になるらしいけれど、このコンバートでどれだけ深澤が自由を得れるかがポイントになるかも。



以上サクッとですが、GLの様子だけでも。
とにかく何より、まずは初戦の浦和Y戦です。日曜日はナビスコ杯も高円宮杯も、FC東京と共にアツく戦う日として、みなさん頑張っていきましょう!