オールスターなんか止めちまってさ

本題。
そんな中でこの前、J's GOALが『これから見てみたいオールスターサッカーについて皆さまのアイディアを送ってください!』っていう話を始めたみたいで。テレビで見た今年のオールスターは何げにエンタメとしても楽しめて結構良いイベントだった様に思う(それはやべっちの技量も非常に関わってるけど)それがスポンサーの件もあり、存続も含めて今回を区切りに話し合いをするということらしい。そこでアイデアを、という展開に。そこで色々考えてみたわけです。

  • オールスターなんて止めちまえ

まず前提として、オールスターは開催自体の是非が問われているという事。これはオールスターという拘束力のせいで代表強化や親善試合等のクラブ事業に影響が出てしまっているからという理由。オールスター開催側としてはそりゃ「オールスター」なわけだから、強制にしてまでも選手を呼ぶ事にこだわるっていうのは当然の理屈ではある。しかし時代の変化と共にオールスターという拘束が多方面で足枷になってしまっている事は事実であり、それに対し快く思わないサポーターもいると思います。実際『オールスターのせいで強化できずに、結果北京行けませんでした』という事態にもなりかねない。ならば、そんな足枷となっているものは止めちまえ!となるわけです。
しかし、ただ「オールスター止めます」ってだけじゃ面目も立たないし何よりもったいない。

  • Jリーグ主催で毎年チャリティーマッチを開催

オールスターの代わりにチャリティーマッチを開催すればいいのです。オールスターもチャリティーマッチも変わらないだろとも思うかもしれないけど、こうするだけでも随分と変わると思うんです。まず強制を求めないままで選手の出場を緩やかに促す事が出来る。チャリティーじゃあまり邪険な態度も取れないだろうし。そしてチャリティーを行う事で選手にチャリティー意識を植え付けるきっかけになると共に、Jリーグ自体(そしてスポンサーも含めて)もその取り組みを世間にアピールできる。チャリティーマッチであれば、選手に対して負担をかけない配慮の中で自由に選手を呼ぶ事が出来る。むしろ、「Jリーグオールスター」という前提を取っ払えれば選手選考の自由度を上げられるというメリットすらあると思います。そこで、

  • 引退選手を参加させる

事が出来る様になるわけです。Jリーグも歴史を積み重ね、はや15年目。積み重ねた歴史に重みを感じ、親しみを感じるためには何より「歴史を振り返る機会」を持つ事です。チャリティーマッチとなり、選手を自由に呼べる様になった事でこういった引退選手を積極的に呼べるのです。歴史の象徴である引退選手のプレーを懐かしみ、歴史を振り返る機会をJリーグ側が作る。引退選手という日本の重要な財産を今後どう活用していくか、という案の1つにもなる。あと、個人的な意見とすると今後カズ・ゴンという偉大な2選手が引退した時の、テレビ露出の手段の1つにも出来るし、一緒にプレーが出来る機会を現役選手達に与える事も出来る。2人には酷な要求かもしれないけど、例え引退から何年経ってもこの2人の選手の魂はピッチ上から味わいたいし、現役選手も同じピッチに立つ事で感じて欲しいのです。
ただ、コレを毎年やっていてはすぐにマンネリを感じてしまう。そこで例えば、OB選手の選考基準として

  • 開催地域のクラブチームOBでチームを作る

ってのはどうでしょうかと。例えば今年のエコパ開催ならば「現役選手VS磐田・清水OBチーム」カシマ開催ならば「現役選手VS鹿島・水戸OBチーム」とする。この仕組みのミソは「下位リーグのクラブも巻き込む事が出来る」こと。J1だけでなく、Jリーグ全体の歴史をリーグ主催で背負う感覚。自前でこういったOBを呼んでの試合を開催する能力のないチームに対しての救済的な意味もあります。地元のレジェンド達が来るわけですから、開催地域へのアピールも抜群、観客動員だって期待できるでしょう。

改革初年度は個人的要望として「J2オリジナル10」の選手達を呼んでチームを作って欲しいかも。重要な歴史の一ページとして、J2一年目はしっかり振り返る機会が欲しいし。


長い上に非常にまとまり無い文章で申し訳なかったですが、これが「オールスター改革」の一言から膨らんだ、壮大な妄想ですがどうでしょう?オールスターって嫌いじゃないし、このまま何もなくなるってのはもったいないと思うんですよ。
ま、こんな内容をJ's GOALに送ってみましたよって話です。