数時間後には試合だってのに今さらながら。
これだけメンツ落としても、しっかりタスクをこなしたってのがこの試合の全てではあるのだと思うけど。けど、気になってしまったのはこのメンバーがグラウンド特性を全く把握したプレーが出来てないこと。
このチームでまず最初に驚いたことは、選手達がこのヴィクトリアのグラウンド特性を十分考えたプレーが随所に出来ていたこと。ドリブル時のボールの置き方だとか、パス出すときもボールを止めたくないパス(例えばDFライン上での回し)とボールをある程度で止めたいパス(裏を狙うスルーパス)を意識的に使い分けるだとか、決して日本とは違う環境の中なのにそれがしっかり対応できていた。「パススピードが世界に比べて遅い日本」とはよく言われてきたことだが、この年代を観ればなんだその部分も修正されているじゃないか、やるじゃん日本の育成もとすら思ったりもして。
しかしこの試合はそれが全く出来てなかった。後半の、もういい加減分かってるだろう!って時にも、へなった横パスかっさらわれてピンチを招いたり。1・2戦目で出来ていたのに何故出来ない、同じ年代だろうよ!と。イライラしっぱなしだったです。
せっかくヴィクトリアに残れたんです。慣れた芝でやれるんです。確実にアドバンテージです。気持ちを引き締め直して、いよいよなノックアウトラウンドを『楽しんで』やって欲しいです。
この試合は絶対情報遮断して観てやる。