五輪メーン会場で招致委 晴海建設案を承認
さぁとうとう、動き始めました。記事から読みとるべきトピックは
- 晴海に多目的スタジアム建設。都が主導
- 国立霞ヶ丘は『球技場』として改修。国に依頼。
- 五輪サッカー競技決勝は国立霞ヶ丘で開催。
- 国立霞ヶ丘の耐用年度が『来年』で切れるため、対策が必要
何げに四番目がきわめて重要な事実である。決定とは言えどもまだ先の話、まだどうとでも転ぶ話である一番目二番目に比べたら確実にこれから迎える問題。五輪招致とは全くの別問題として国立の全面改修もしくは新築は絶対に必要で、期限が来年と差し迫っているならば今すぐに計画が上がってないと遅いくらい。ただ実際に対策費を捻出するならば五輪と絡めてじゃないと絶対に無理だろうし。
正味の話、サブグランド建設の件などを踏まえると国立を総合競技場としての改築は敷地的に既に「無理」という結論が出てるみたいで、国立はもはや球技場としての使い道しか残っていないらしい。なので自然と改修に関しての方針は自然と固まるわけで。耐用年数問題を考えるとこれは「新築」じゃないと大変じゃないの？とは思うところだけど、期限と方針が固まっている以上、現実的な話として国立が球技専用として生まれ変わる話は具体的に進んでいい話。その一つのスタートとなる話題。
しかしそうなると今度は都内に総合競技場が無くなるぞと。陸連が黙ってないぞと（妄想）。そこで晴海新築が出てくるわけだけどこれは正直、横浜国際使ってやれよ、もったいないだろどうせ五輪出来ないんだしwとは思う所なんだけど、そうはいかないのかな。こういう時につくづく、あんな味スタでごめんなさいとは思う。
ただ、ここで東京サポ的に何が問題かというと味スタ改修が現実となりスタジアムから追い出される日が来る可能性の話。味スタは既に国体の関係でスタジアムの改修に本格的に入ることが決まりつつあり（SOCIO通信で言及が）、その間のクラブのホームスタジアム等の問題が既に勝手に進んでいる。国体程度で追い出されてたら堪ったもんじゃなかったが、ここでも五輪との合わせ技で話が進むとなると他人のフリをしてられない。
とりあえず、国立競技場を改修ではなく全面新築、ウェールズのミレニアムスタジアムみたいなのをドンと建てて故高門宮殿下の名を冠したスタジアムが立派に完成、完成後五輪招致の失敗が決まり晴海のスタジアムは建設が始まる前に無駄なく中止となれば完璧な筋書きだと思います。設計は豊田スタジアムなあの人で、というオチ。
