アメトーク BOOWY芸人

やっとこさのO.Aでしたね。放送後は正直「ガンダム芸人」並みの罵倒の嵐を予想していたが、どうやらそれすらない(笑)

結局は人選の問題で、「世代が一緒だったから知ってるよ」っていう人と「オレはヒムロック(もしくは他のメンバー)になりたかったんだよ」っていう人との情熱差がひな壇の中ですら出来ていたのが敗因ですね。そしてそれを助けなきゃいけない宮迫のコメントチョイスも酷かった、キンコン的な反感を買いそうなセンスだと思う(つーか宮迫はあの立場で振る舞うのが抜群に下手だよな、ほとちゃんの方が断然上手い)

つか敗因って言っちゃってるけど、まぁこれはガンダム芸人の時もそうだったけど、完全に制作側の目的と視聴者側の求めているところがずれているから勝ちも負けもないんだけどね。

ただ、制作側の意図である「一つのテーマを与えることで生き生きする芸人達で笑いを作ろう」という視点で番組を見ても、あまりにもBOOWYの、そしてヒムロックで笑いを取るためのエキスの抽出が甘すぎる。オイオイwikiのネタだけで一本突き通すつもりかよと。それくらいに抽出不足のメンツしかいなかった。いっぱしの芸人達なのに「GIG」「センキュー」「ライブハウス武道館へようこそ」しか抽出できなかったのかい、と。長州小力若井おさむレベルを求めるのはあまりにも酷かもしれないけど、ただ客観的に見ても笑いという面で抜群の素材なはずのヒムロックをああもお粗末に料理されると薄っぺらさしか感じなくなってしまうわけで。

あーもったいない、これを見たきっかけで「あぁスキマ産業見つけたり」とヒムロックを極める芸人は出てこないもんかね。

と、これだけ文句を言いはしたけど、それでもプラマイゼロになるくらいにペナルティ・ヒデのBOOWY愛とはなわ松井常松愛はビシバシに伝わってきたので良しとするんですが。他の芸人もはなわのあの気合いの入ったメイクぶりを見習う様に。
・NO.NEW YORK/グループ魂@これぐらいのレベルでやってくれ