プレビュー ×アルビレックス新潟戦

FC東京ホットラインで言われているほど、水曜大分戦の内容は良くはなかった。相手側の悪さに助けられた部分が非常に大きかった。しかし東京はここ最近の悪い部分を、悪いなりな妥協点に上手くチーム意識を着地させられたことが良かったのだと思う。
現在の東京の攻撃はボールを持った選手の近くの一人が追い越すのみで、それ以外の選手はただ動かず待つのみという状況。他の選手がスペースを作る動きが出来ないことでダイナミックさが生まれない停滞した攻撃に終わっていた。その状況で大分戦では途中から2トップに変更。これでトップに当てる候補が単純に増え、動けないなりにやりくりした攻撃が出来る様になった。悪いなりの妥協点で意識が統一された事でこの急場は凌げたしまず必要な結果を手にすることが出来た。
そうなると今後はこの妥協点から理想の着地点へ改めて目指す、この移行のタイミングと付き合いながらのサッカーとなるだろう。ただ過密スケジュールもあり、移行のタイミングはまだ先になる。マイナーチェンジで確実に細部を詰めながら、フルモデルチェンジの構想とタイミングを練る、耐える期間が続くだろう。
間違ってもこのただ一つの勝ちでまた自分を見失い無理矢理なフルモデルチェンジをしてはならない。今はただ耐え、リアリスティックに結果のみを求めていかねばならないだろう。
それを見にいく新潟戦と、個人的にはしてみます。