×浦和レッズ戦は感情的に振り返ることしかできません

味スタでは相当久しぶりに(リーグ戦では初かも知れない)ゴール裏にいたので、トコトン感情的な観戦しかできませんでした。塩田の先発にwktkしてる自分に周りみんな(もちろん他人)が食いついてきて、あぁ思うところは一緒なんだろうなと。
何よりピックアップするべき所は塩田の先発。倉又の(あるとは思っていなかった!)演出家的センスがここでは光った劇薬だと評価したいです。土肥の出来がドイツ絡みでいつもの出来とは言えない(茂庭にも言えることだが)他から見れば分からないがいつも俺が見ているスーペルな土肥からは遠かった。そう言える中で土肥の連続出場記録という偉大な記録を途切れさせてでも他のGKにチャンスを与えるというきっかけは今年しかなかった。そんな事情も考えるとチャンスギリギリで塩田を出させることが出来た。舞台としては完璧。そして塩田もフミタケのユニを忍ばせてのアップでサポを煽る(何故にアウェイユニ?と突っ込みたくもなる笑)。サポに対しても劇薬の効果もあり、塩田の出来も良かったし成功だった、英断だったと思う。来シーズンの土肥を煽ることも出来た(これでしょげる土肥は土肥じゃないぞ!!)し収穫でしょう。
今の順位差を考えれば、この均衡した内容と結果を物差しにすれば今日は単純に浦和の内容が悪かったのだろうと言える。それを踏まえて言えば今日一番出来が良かったのは右サイドとりわけ石川。全体にみなぎる気持ちを感じたがその中で石川は、そりゃあもう府中にいるアイツよりも飛んでる様に走ってくれた。ルーカス→石川の展開が特に前半冴えにさえ渡る。
後半も気持ちは随所に見せてくれたが、前半ほど攻撃時の人数あわせに勝てなかった事で詰めに力を見せれなかった。そして結果を見ればブッフバルトの言う通り『引き分けの結果がふさわし』かっただろう。
言ってしまえば、勝つチャンスは十分にあったし、勝てないところが今年の東京らしさを象徴していた。関係ない他サポは『何で勝たないんだ?中途半端』と言いたくもなるだろうが、これが今年の東京の限界だっただろう。そこはご容赦願いたい。そして対戦した当事者として、一度見せた隙がどんどん開いていくG大阪・川崎Fに比べて隙を見せない戦いぶりを見せた浦和は今年のチャンピオンとしてふさわしいんじゃないかと思いました。次節ホームで勝手に頑張って下さい。ウチの家で優勝が決まらなければ何でも良いです。