先日、生まれて初めてテレビの取材というものを受けました。
全裸で。
嘘は言ってないのですが、これには少し説明が必要ですね。もちろんお縄になるようなことはしていませんよ。
週末はサークル(ホントは部だけど・・)の後輩と一緒に一泊の旅行をしてきました。とうとう「追い出される側」となった僕らの代は後輩の企画がままに、それはとてもいい旅行をさせてもらいました。場所は新穂高温泉。露天温泉風呂の付いたログハウスを貸し切り、温泉+大吟醸と幸せを感じさせてもらったんです。そんな宿泊先のすぐ其処で、「かまくら祭り」とやらが開催されていました。
かまくら祭り(http://www.okuhida-dsl.com/ucchi-/kamakura1.htm)はこの時期に開催される、まぁとてもこぢんまりとした祭りではあるんだけど、かまくらの中に作った囲炉裏でおもてなししてもらったりととても暖かいものでした。事実、かまくらの中は思ってたよりもホント暖かい!かまくら初体験だったのです。そんな中その祭りにあった、「かまくらぶろ」。
その名の通りのかまくらぶろ。かまくらの中に温泉があるんです。中は湯気で充満。一応脱衣かごもある。たしかに温泉かもしれない。初体験のかまくらの中に温泉。そしたら思うじゃないですか「入ってみたい」って。
本部の人に聞いてみる「入って良いですか?」-10℃あったかどうかの外、しかも脱ぎかけ状態で聞きに行ったのでシャツ一枚。「係員に聞いてみて下さい」何とも素っ気ない返事。寒い返事で外の寒さにも気付いたのでそそくさにかまくらに戻る。だって役員っぽい人なんて誰もいなかったぞ。戻ってみるとしかし確かにそこに人はいる。
「このお風呂は入れますか?」
「入ってくれますか!」
今度は意味の分からない返答が帰ってくる。
「入って良いんですか?」
その後のわたしの返答に向こうは驚きの色が隠せていない。役員なのに何でそんな驚くの?実はそんな入る人いないの?と思っていたが、話を聞くと実はその人、役員ではなく某地方テレビ局のプロデューサーだったらしい様で。
「すぐカメラ持ってくるんで入っておいて下さい 。軽く受け答えしてもらいますから」
思ってもみない状況になっているらしいが、とりあえず私らはかまくらぶろに入って良いらしい。その場に居合わせた友人と2人でお風呂に入る時のスタイルに変身。念願のかまくらぶろに突入。手で温度を確かめた時には少しぬるい印象があったがいざ入ってみるとこれが結構しっかり暖かい。良いお湯。普通に温泉を満喫し出す。そして考える「どうしよう?」。そう思うと同時くらいに、あきらかに「業務用」な明かりと共にやってくるリポーター「いやいやいや、ホントにありましたかまくらぶろ」
・・・・
いつテレビでやるのか?むしろウチらのインタビューが使われるのかが分からないんで、その内容は省略します。が、名古屋方面の方々だったら見れるかもしれないんで、かまくらぶろに入ってインタビューを受けているバカ面を見たら私だと思って下さい。
けど、報告はいらないです。「旅の恥はかき捨て」ですから。