さてFC東京06

さっぱり分かりませんね。補強も新人ばっかだし。何より監督がだってさ。なんで、新加入でまずは思い入れのある選手から。川口信男
今ほど東京にどっぷり浸かるその前も、サッカー好きのオレは開幕からJを見続けその年その年のチームとスターに感動を覚え愛するJリーグと共に育ってきたわけです。ただその中でも何処のチームが好きだったかという答えは決まって「ジュビロ磐田」でした。きっかけは単純「青いから」。そしてエキサイトステージで今でも愛する名波を動かしたかったから。 ただ単純な動機ではありながらも目の前で見せるジュビロのサッカーは子供のオレが憧れるまさに華麗で強い凄いチームだったと今でも強く記憶に残っています。華やかな名波藤田中山と共に堅実な金沢浄三浦文丈もまた別の輝きを放っていた。「別の輝きが共存する」というのは良いチームの条件の一つだと思っているんですが、それがピッタリはまっていた印象。
スーパーサブ川口信男。強い輝きのまた一つ。「コイツが入れば流れが変わる」「何とかなる」サポーターにこう思わせてくれる彼の存在はそれだけで得点以上の実績。快足を生かして停滞する状況をバサバサぶった切る新人、幼心にこの当時のジュビロの強さの象徴がこの男の存在でした。
時もウン年流れ、年も取り、自分のプロフィールは「好きなチーム:ジュビロ磐田」から「愛するチーム:FC東京」に変わり。名波さんには悪いけど、人間力監督のおかげで思いっきり憎いチームへと意識も変わっています。飯田産業(笑)
そして、また、愛するチームに、あの時の憧れのジュビロの匂いを持つ男が来てくれたことに心強さを感じているわけです。