だるだるなその雑用には、自分の尊敬する先輩までも駆り出されていた。雑用一日目が終わり、少し久しぶりな再会に。
曰く、その先輩も教授に勝手に登録されてやらされているらしい。そのブースで受付をしている先輩は、いつも見る先輩の様ではなく、説明のためにパネル持ち係をやったりだのと、サークルで見せる顔ではなかった。いや、その顔が「世間向け」の普通の顔なのか?ウチらの前で見せてくれる顔があまりにも「本能重視」の顔なのか?
雑用一日目が終わり、待ち合わせ。めんどくせぇなと愚痴るのもほどほどに、メンバー集めて飲みに行くかとなる。しかしオレがメンバー呼ぶと人が全く集まらない。やっぱりおれは幹事をやったらいけない人間らしい。オレが幹事だと微妙に成立しない。「やっぱり友達いないなオレら」と嘆き、同じくヒマであろう明日に少し期待をしてその場は解散。
分かれた直後に電話したヤツらから2件も電話が返ってくる、そんなタイミングの悪さもオレの幹事クオリティ。