芋焼酎ロックが残ったままオープンキャンパスの手伝いをする。こんな状態で高校生を相手にするのも、そこの子にとっては迷惑だったろうがそれも大事な社会勉強だろう。そう、君はラッキーだったのだ。
そしてそのまま先輩と飲みに。ただ、これも今日の重大イベントの穴埋めでしかない。間があいたからじゃあ、といつものように飲んだだけ。成功も失敗もなくただ普通に。
ただ、その後の重大イベントは失敗したといっていいだろう。
自分の置かれた役職・立場に責任を感じ、友人に頼み込んで設定してもらったこの数分間のイベント。形式的な事はそこそこにはこなしたが、肝心な事はほとんど出来てなかっただろう。理由は簡単。その前の時点でイベントの目的を失ってたから。そしてそのせいでイベントに対して自分自身全くやる気を失っていたから。だから、気持ち少しはこなしたけれども、以前の情熱はどこへやら、全く気持ちの欠けた結果になっていただろう。諦めメイン。そこにはネガティブな感情しかない。
ただ、ここで「オイちょっと待てよ」と思ったのはこの場を提案・提供してくれた友人だろう。あの時の熱意はどこへいったんだ?と思ったに違いない。ポジティブな自分を少しは期待してくれていたかもしれないのにこの有り様。そしてその友人はその時のポジティブな自分のためにか、友人なりの妥協点を見つけようと、いろいろと悩んでくれていたらしい。
また、失敗した。んだろうな。あーなんてバカなんだろうオレは。
この筋書きが考えすぎパターンである可能性は確かにあるけど、それでも、勝手にこちらから頼んでおいてその間こっちは勝手に凹み勝手にやる気を無くし、そして勝手な行動、それは考えるまでもなくその友人に対して失礼だし友人なりに意見にのってくれた中で最低な恩返しをしてしまったと思う。そこまでのオレのプロセスなんて知る由もないんだから。その友人に対する感謝はしっかり気持ちと行動でするべきだった。これは間違いない。
友人的にはガッカリした部分があった「かもしれない」。けどオレの態度は間違いなくその人に対して失礼だっただろう。それに対する申し訳なさで今はイッパイです。情けない。情けないけど、しっかり謝ろうと思う。せめて。
人生、残るは後悔ばかり。