モーティヴー原動機 1―リフュールド (ヤングキングコミックス)
- 作者: 一色登希彦
- 出版社/メーカー: 少年画報社
- 発売日: 2005/06/27
- メディア: コミック
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このマンガの上手さは、マンガの主題にもなっている「スイッチの入ってない自分」と「入っている自分」の描き分けが完璧である事。そしてそれを造るいろいろな取り巻きを含めて非常にテンションの高さを見て取れるところ。
自分の才能に対して「過信」が見えるところもポイント。自分に才能を感じ、そして逃げ。しかしその才能を発揮してる自分じゃないと気が済まない。これは客観でみたら「自分の才能への過信」です。そしてこれは「天才の条件」でもある。
平たく言えば天才を描いた話(になるんだよなぁ?)。才能に対するリミッターが「自分の心」だからバイクの話ではあるけど自分との戦いがメインテーマになってくるだろう。それがバイクの世界の魅力と共に上手く混ざれば良いマンガになりそう。
って、第1巻でみれば既に相当良いマンガになってるんだけどね。オススメ
作者は「ダービージョッキー」(の後半)で名を上げた(?)一色登希彦。ダービージョッキーは残念ながら未読なのでこのマンガが初めて。なるほどね。