×ジェフユナイテッド市原・千葉戦(ナビスコ杯)

前半と後半のあまりにもな違いを楽しむ試合となってしまった。誰が見ても分かることだろう。「三浦文丈前」と「三浦文丈後」。
全体に、まぁ慣れないことをするもんじゃないってことなんだけど。4-4-2でラインを作っての守備みたいな形だったんだけど、それをあざ笑うかのようにジェフが攻めない攻めない。ボールの奪いどころが全く分からない東京(むしろダニーロ)をひらりひらりとDFがボールを回す。スパッとワイドに開いた選手にピタッとボールが入り、しっかりシュートでフィニッシュ。一点取れて1-0で前半終了。鳥かごやって点決めて、勝って前半終了なんだからジェフにとってはこれ以上の前半は無かっただろう。
そして後半。戸田の交代で確かに流れを傾けかけた部分はあるが、その役割をこなしたのは結果的には三浦文丈。こういった2ヶ月ほどの流れで、一番求めてた選手がついに復帰。そこから、東京のサッカーががらんと変わる。見てるとやっぱ違うんだ。スペースを埋める指示と危険なところを察しての自分のポジとのバランスが絶妙。自分が行くのか、周りに行かせるのか。そこら辺の判断・回し方がすばらしい。やはりこういった苦しい状況ではベテラン、ということなのだろうか。
それでいても決めきれない東京に今、深い問題があるわけだけども(つーか近藤走れよ!)。後半の内容を少しでも続けてくれれば・・・
しかし、敗戦に慣れきってる自分が嫌だ。今日は何だかぬるい場内な感じがしてとても嫌な感じだった。ナビスコが続くこの期間は立て直すチャンス。そろそろ勝利が見たい。