「なべっちFC」と「W杯を巡る冒険」

とてもサッカー人らしい番組と、とてもサッカー人らしくない番組が二夜連続。
この黄金世代を見た時は「これで10年は安心だ」とも思ったが、今となっては「早く下の世代出てこい」。これが世界の流れだからしょうがない。けど、「これで10年は安心だ」で一度足を止めてしまったことの代償はでかかったのかも知れない。
シドニー世代は先に自国開催のワールドカップがあった関係もあってユース強化費が相当組まれていた。そのおかげで海外遠征も豊富に組まれ、チームスキルと経験が豊かになり、その才能の爆発と共に世界と戦える「黄金世代」となった。しかし、アテネ世代ではそうはいかなかった。そうしてこの世代はいつしか「谷間の世代」と呼ばれるようになる・・・
これはどっかで出会った話だが、やはり強化というモノに終わりはないんだということ、一年歩みを止めればそれは後々10年の差となって自分に重くのしかかってくること、問題をしっかり出して認めて、そういう行動を続けないといつか世界から取り残されてしまう。そろそろ本気出して考えてみるべきかと。ドイツの先にもワールドカップがあるんだよ。
日本は正直、慢心がきてると思う。コリアジャパンで「完結」したっていうなら、全く問題はないんだけどさ。
黄金世代への依存度に気づかされた去年。
いや、「なべっちFC」はイイ企画だったけどね。