有馬記念。

4時起床。ネットだ電話だメールだといろいろしてたら気づいたら午前3時。このまま寝ないで行くのがベターではあると思ったが、明日も長期戦。少しでも寝ていこうと1時間睡眠。それでもしっかり4時に起きれる俺が好き(モチロンこれは遊びの時に限る)。

電車の中は普通の人ももちろんいたが、競馬欄見てる明らかな「有馬行き」の客もちらほら。電車の中で寝ようとするものの例の「ドンキ火災」(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041226-00000402-yom-soci)の様子を車窓から目撃してしまい、テンション上がる。ライトアップされてるせいで、もくもくと上がる煙がすごく目立つ。ひどいもんだ。ここでテンションを上げきったせいか、その後は爆睡。友人と合流しても気づかず目的地まで。始発には乗れても、実際現地に着くのは7時ごろ。やはり遠い。

到着時にちょうど開門。しかも何故か並んでいる門とは違うところからあっさり入れる。周りはいざ席を取ってやろう!とダッシュで走り出す。こういう時に「開門直後にダッシュ」とかいう必死を見せる様が俺は嫌いなのでのんびりと入場。ホントこーいうの嫌い。電車の乗り換えで席が欲しいがためにダッシュで電車に乗り換えるやつとか。結局、個人たちでは席は取れなかったが地元在住の友人がそのツテで席をゲットしていたらしい。その友人と友人に精一杯の感謝と、お礼に「ロブロイは仕方ないけど来る」という素晴らしい情報を提供してあげた。

初めての一般席は、正直自分が予想した以上に感動。トラックの狭さと席につけられた急勾配で向こう正面までみれる。最後の直線は特大のワイドテレビで見るような臨場感。「下々」の場所で見るのとはまた違う、これは争奪が生まれる訳だと感心。この景色は確かにやみつきになる。けどまぁ、広さと勾配の付き方によるもので、我らがホーム「東京競馬場」でこれが見れるのかは分からないけど。

中山競馬場は噂どおりのものすごい混雑。軽く兵糧攻めにもあう。ホントに席取れてよかった。これで取れなかったら間違いなく有馬記念本番で帰ってただろう。体調面では全く問題なし。しかし、馬券的には・・・これは省略しておく。つまり、そういう事だ。一言、文句を言わせてもらうならば「余計な一頭が来るレース多すぎ!」

有馬記念でこれに当てはまったのは「シルクフェイマス」。確かにオッズ的にはオイシかった。散々迷って消したが、素直にいれときゃよかった。それさえあってれば完璧なフォーメーションだったのに。悔いが・・・あーもっと「たられば」が言いたい。

そんなこんなで馬券的には寒々しい結果に終わったが、約4億の価値のある決着をあの特等席で見れた事で満足。しとく。最近「〜したつもり、そういう事にしとく」とか多いなぁ。「・・したつもり貯金」でも始めるかな?

ゼンノロブロイのかっこよさと、タップダンスシチーの「まだまだ!」という恐ろしいまでの強さ、「もう、終わりだね・・・」感を残してしまったコスモバルクミラクルおじさんどこ行った?、何げに6着ハイヤーゲームだのいろいろな総括をしつつ、超充実の今日の締めを牛角で終える。

結局、交通費だのいろいろ考えたらスノボ行けちゃうくらいに金減ったか?いいや、気にしない。年末だから。すぐ忘れれるさ。

思えば「皐月賞アタリ馬券紛失事件」から始まったような、今年のオレ競馬。「今年の汚れ、今年の内に」落としたかったが・・・。そして、先輩から「もう堕ちてますよ」と返信メールでオチつけられたことを報告して、今年の競馬はこれにて締め。
お疲れ様でした。