1泊2日盛岡わんこそば弾丸レンタカーツアー その2

決戦の朝は9時デッパ。飲みやすくてスイスイ飲んだものの実は結構アルコール度数あったのね、な悪魔の地酒「門外不出」により体調はすこぶる悪い。オレンジジュースを二杯飲んで落ち着いたもののこれから片道2時間の会場に行くまでになんとかせねば。
盛岡到着。ここら辺は車が多く混み混みで大変だったが何とか駐車場も見つけわんこそばの老舗「東屋」に向かう。さすが車社会なのか駐車場の数は多く、そして安い。
歴史を感じるきれいな門構えな東屋をくぐると1階は普通の蕎麦屋な感じで普通の客が天ぷらそばなどを楽しんでいる。しかし我々が用のあるのはそこではない。わんこそばステージは2階に用意されているらしいので気持ちを高めながら階段を上る。席に着くと各自トイレに行ったりベルトをゆるめたり各々が準備を進めていく。うーん、段々やる気が出てきた。
給仕さん登場。東北訛りでルール説明。10〜15杯でかけそば一杯くらいの量で100杯食べると記念品がもらえるらしい。薬味として鳥そぼろ、マグロ刺身、なめこおろし、ネギなどの多彩な薬味が並べられる。それぞれ結構美味しそうで、薬味を食べながら味わうのもよし、無視して100杯目指すのもよし、って感じ。もちろん我々は100杯しか眼中に無し!とんでもない量のわんこそばが用意されていよいよ勝負開始!!なるべく汁を飲まないようにソバをリズムよくたぐっていく。オレは結構薬味等で味変をしていきたい派なんで、マグロやなめこおろしを入れながら淡々と食べていくよ。
20杯目、あー結構いけるじゃん。椀がどんどん重なっていく様が見ていて楽しくて友達と話をしながらゆるい気持ちで食べていく。
40杯目、ペースは落ちないものの腹が少しふくれた感が。もうすぐ折り返し。100杯イケるんかなぁ・・・
60杯目、味わう余裕が無くなってくる。鳥そぼろは結構腹にヘビーにダメージが来る。カツオ節も同じく。海苔は口にくっつくのがめんどくてウザくなる。さっぱりするなめこおろしくらいしか使える薬味が無いのに今更気づく。
80杯目、もう、とてもじゃないけど、100杯いかなそう。給仕さんが空にならないうちにオレの椀に蕎麦を入れ出す「はいどんどん」「はいじゃんじゃん」。オレの椀の中の蕎麦が一口で入る量じゃ無くなった時のショックったらないね。地道に食っていくものの箸が動かない・・・奥にいた先輩が椀にフタをしたらしく、初脱落は免れたんで、コレをきっかけにもうやめるかぁ・・前の席とアイコンタクト、「せーの」「ギブアップ」ぷっすま風に椀を閉じる。
結果、オレの量は90杯。あと10杯だったけど、とてもじゃないけど食える気にはなれずココで断念。周りは結構100杯越えした人が多く全体的には食った量は下の方。あー残念。
初体験のわんこそば。やってみて確かにしんどい、辛いけどお椀がどんどん重なっていって増えていく様が凄く良い感じ。エンターテイメントとして結構楽しめました。いや、もうやろうとは思わないけどさ(笑)。永く記憶に残るのは間違いないですね(トラウマとしても(笑))。ま、イイ旅、イイ思い出になりました。
ちなみに前日にわんこそば選手権とやらがグッドタイミングでやってたらしく、優勝者の記録は15分で269杯。やってみたからこそ分かる。ありえね〜!!