読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

今の俺に必要だったMAZO飯ことフェジョアーダのつくりかた

草津戦はスカパーにて視聴。個人的には、かなりキツイ試合でした。現地で応援してくれた皆さんにおかれましては、より…いや自分の立場じゃとても想像は出来ないな。お疲れさまでした。そして、ありがとうございました。

もちろん思うところはあるし、いろいろ言いたいことは多方面にある。相当に、どん底った。それでも言い方とターゲットには細心の注意を払いたい。少なくとも「選手がかわいそうですぅ…」だなんて絶対にありえない。それが吐き出せるほどにまとまるか?書ききれるか?それはまだちょっと、分からない。

けどその前に、傷つき落ち込んだ俺には…そう、MAZO飯が必要だったんだ!

狼には、後悔してでも食わねばならぬメシがある。
胃もたれと引換に、食わねばならないメシがある。
とにかくやさぐれたい時、浮かれたい時、アゲたい時、「どうなってもいいからムチャクチャにして!」
みたいな時、胃袋にガツン!と打ち込むマゾヒスティックな自虐フード。
それが…アメリカからやって来た全く新しい概念、MAZO飯!!
〜ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフルより〜

まぁ、MAZO飯の定義はどうでもいいんですが、言わんとすることは大いに共感していただけるかと思われます。てか、土日にみんなやってたんでしょ?はい、自分もです。

ただ、例えばMAZO飯の定番「メガてりやき」は先週?先々週?だかにもう打ち済みだし、ラーメン二郎はそもそも日常食に近い位置づけに成り下がってしまい、むしろMAZOどころかごちそうである。そういった軟弱なフーズじゃなくて、それを上回る、よりMAZOい食い物を身体が自然と欲する。

そんな瓦斯サポ糞野郎な俺に相応しいMAZO飯、それは…そう、フェジョアーダだぁ!(どーん

ということで、フェジョアーダ a.k.a キング・オブ・MAZO飯の調理の過程を追ってみましょう。

  • 買い出しと下ごしらえをしよう!

フェジョアーダにルールなんて、あってないようなものだけど、買い物で揃えるとしたら…

    • かたまり肉(別名メイン肉。今回は豚バラかたまり肉を使用)
    • かたまりベーコンとかチョリソーとか(別名セカンド肉。味の複雑さはここで補充)
    • 豆(いんげん豆系、金時豆・キドニービーンズなど)
    • たまねぎ(それなりの量。みじん切り)
    • にんにく(みじん切り)

この程度。特別なのは別に必要ないんです。

ただ問題なのは、かたまり肉と豆。ここにはあらかじめの一工夫が必要。

豆の場合は、缶詰を使う場合なら全く問題なし。肉が煮えれば即完成になるので全体の時間も大幅に短縮できる。今回は金時豆を使用してるけど、正直、缶詰で十分でしょう。フェジョンっていう黒いんげん豆があればよりブラジリアンだろうし、サラダ等に使われるキドニービーンズ(レッドキドニー)でもOK。それに+αとしてガルバンゾひよこ豆)とか混ぜてみたらもうパーフェクト。乾燥豆を使う場合は、豆を一晩たっぷりの水に浸けておきましょう。

肉は、これは出来れば下準備を入念にして欲しいところ。かたまり肉でいわゆる塩豚を作って、それを使うのがフェジョアーダにはかなり重要。とは言っても、かたまり肉をフォークでプスプスぶっ刺して塩を塗りたくればいいだけなので特別難しいことは一切なし。前日に塩豚を仕込んで翌日使うくらいの浅漬けスタイルで結構、今回は漬かりやすいようにあらかじめある程度に切り分けてから塩豚にした。肉自体は豚メイン、牛でも臓肉でも良し。高すぎる必要はないけど国産ぐらいのレベルではあった方がいいかね、アメリカ産とかだとパサパサでせづねぇことになる。

  • 早速作るよ〜

前日から仕込んでたものはこんな感じに。

メイン肉は豚バラかたまり肉。浅漬けサイズからさらに適当なサイズにぶつぶつ切ります。

豆は水を吸いきって丸々ぷっくり膨らみきった。既にいとおしい。これらをまずはアクを取るために茹でこぼしをする。めんどくさいので肉も豆も同時進行。強火でサッと煮て、初っぱなに出る大量のアクを水ごと捨ててまう。

ザルにあけて豆も肉も流水でジャバジャバとアクを洗い流す。

鍋では次はたまねぎとにんにくを炒める。バターでもサラダ油でも使って、カレー的感覚で結構。ある程度炒まったら肉と豆を戻して、いよいよ本煮込みへ。

ダシ的なものは必要なし。ホールトマト的なシャレオツなものでMAZO度をぼやけさせるべからず。肉と豆を、ただただ煮込むべし。アク取りながら、火にかけとけば勝手に柔らかくなる。お金持ちな方はここで圧力鍋の出番です。

そこそこ煮え切ったらセカンド肉を投入。かたまりベーコン・スパイシーげなソーセージ(チョリソーって言えばええやん)をフライパンで炒める。ケンタロウばりの焦げ目厨の方はここが腕の見せ所。炒まったら、鍋にどん。さらに煮込むと。

この辺りから完成をイメージした仕上げ作業に。ここまでで鍋の中の汁気が多ければそれなりに飛ばす。かき混ぜていくと金時豆が程良く潰れてきて、絶妙なトロトロくったり加減になってくる。汁気の量と豆の潰れ加減でとろみを調節する感じ。おたまで数回潰しにかかってもいいくらい。ここがいんげん豆の重要さでありキモ。そしてガルバンゾはこの過程でも潰れることがないからアクセントぶりが消えない。テロテロに煮込みきったらもう完成!


  • あとはただMAZO飯を喰らうのみ

美味〜い!

メイン肉から溢れ出る肉肉しさ、セカンド肉からダダ漏れされる脂分を、鍋から一滴漏らさず煮込みきり、それを金時豆が強引にまとめてしまうように見せかける。肉と豆の、この逃げ道のない凝縮感に、あぁもうご飯が進んで仕方がねぇ!!こんなクソ下品なメシを己の胃袋に…

打つべし!打つべし!打つべぇぇぇぇし!!!

…ふぅ。あーもう半年はフェジョアーダは食いたくねぇわ。もう十分です。うぇっぷ。

そう、このぐったり感。これこそがフェジョアーダ、これぞMAZO飯なのである。

  • オススメはウィークエンド・フェジョアーダ

みんなホント、フェジョアーダのポテンシャルを甘く見てる。

まず豆は美味い。めんどくさくて敬遠されがちだけど、ウェンディーズのチリはみんな好きだったはずだし、これからは枝豆もたらふく食うわけだし、お赤飯なんてもう米×豆の最高傑作。みんな豆のウマさに気づいてるはずなのにちゃんと向かい合おうとしない。そんな豆どもにプラス肉をドバドバと下品に煮こんで、米と一緒に喰らう。あぁ、なんと相応しいMAZO飯…

行程的にはただ煮こむだけ。味付けも必要なしで非常に簡単(塩豚から出る塩分で十分。ご飯と食べることを考えて足りなければ塩で調節する程度)。今日では某学校の給食にも出されているとかいないとか。けど、やはり時間がかかりそうだと敬遠されることがどうしても多い食べ物でもある。

例えばもう、これを読んだ人は土曜日に作ると決めちゃう。もう決定しましょう。それに合わせて平日に買い込んどけばいい。塩豚の出来具合にキャッキャウフフしてたらあらもう金曜日タモリ倶楽部だよ!ってなる。そうして土曜日、のんびりJAGSでも見ながら煮込んでれば簡単に完成するんです。そしてMAZO飯をかっ喰らう。余計に取り過ぎたエネルギーは、翌日の味スタで消費すればいいのだ!飛び跳ねろ荒れ狂え!!


言いたいところも思うところもたんまりあるし、今の自分の考えそれは大方の人とほぼ同じだろう。けど、それでも同時進行で、結局は今出来る条件で出来ることをやるしかない。今やるべきことの足を引っ張っていてはいけない。試合中はなにより目の前の勝ち点3に集中すべき。戦う選手が戦ってないのならば我々は「戦え 俺の東京 今日も勝利を信じて」と言葉に乗せて青赤戦士の頬をひっぱたくことが出来るのだから。

こういう時だからこそ、ブラジルのソウルフードを食べながらセザーの活躍を願う自分でありたいのです。

…次回エントリではマジメに東京のお話をする予定です。予定は未定ですけど。正田醤油スタジアムに行けてない身なので、湘南戦まで控えるかもだけど。湘南-京都とこの連戦、非常に重要です。

その前に、腹が減っては戦は出来ぬのです。MAZO飯ぶち込んで、重要な連戦をこの目で、偏見で曇らさずに見届けたりましょうよ。それが瓦斯サポ糞野郎の心意気ってもんだろ。