青赤の3バックが最強の敵に挑む 明日11/15高円宮杯出場チーム決定戦のご案内

明日11/15の13時半から、深川グランドにてFC東京U-15深川と柏レイソルU-15の試合が行われます。この試合は、高円宮杯U-15全国大会の出場権を賭けた関東大会のBブロック決勝戦となります。


今年の夏には可楽blogさんが中心になって、東京の下部組織を応援する願いを込めて「高円宮杯応援Tシャツ」の企画が行われ、自分もホント多少ではありますがお手伝いさせていただきました。昨年に引き続いての応援企画第2弾だったわけですが、今年は昨年以上の数多くの方々にご支持を頂きました。

そんな今年の応援企画でしたが、昨年と大きく違うのは昨年が「FC東京U-18」つまり高校年代のチームを応援する企画だったのが、今年はそれだけでなくFC東京U-15深川とFC東京U-15むさしの2チーム、つまり中学年代のチームまでを対象に広げての応援企画だったという事です。高校年代・中学年代共に日本最高峰の全国大会である「高円宮杯」に向けて、同じ青赤戦士たちを応援しよう!という企画でした。

中学年代の全国大会である高円宮杯U-15は、都道府県大会から勝ちぬいた精鋭が5ブロック8チームに分かれて争われる関東大会にて、全国大会出場者が決定します。ブロックに分かれた8チームがトーナメント方式で戦い、その頂点に立ったチームのみが全国大会に出場。高校年代に比べて圧倒的にクラブチーム数も多い中で、関東からは5チームしか出場できないという非常に狭き門です。

FC東京U-15深川とむさしは奇しくも同じブロックで一枠を争わねばならない事になり、せめて願わくば両チームにて代表決定戦を戦いたかったところでしたでしょうが、残ったのは深川だけとなりました。

むさしが敗れたチームは、あした深川と対戦する柏レイソルU-15。

今日その柏を見てきましたが、とんでもなく強いです。ディテールの部分は明日以降書く予定の代表決定戦レポに譲りますが、簡単に説明すれば「サッカー処千葉のタレント達が吉田達磨サッカーを完成させてプレーしている」そう、昨年我らがFC東京U-18とクラ選のタイトルを決勝で争った柏レイソルU-18の、あのサッカーを作り上げた監督です。吉田監督は今年からU-15を担当する事になり、就任1年経たずに、あのチームを、またしても作り上げていました。

そんな柏に対し、一矢どころか互角以上にやりあったむさしの戦いぶりは非常に素晴らしかったと、観戦された方からの報告も聞かせてもらいました。事実、今日見たこのチームに1-3から3-3の同点にまで追い上げての延長3-5での敗戦というリザルトを見れば、それがいかに壮絶だったであろう事は想像に難くないわけで。むさしの面々の激闘ぶりは観た方のレポートに任せるとして、しかしそこに疑いは全くの無いものだったと確信します。

そして、あしたはその柏に深川が、全国大会出場権をかけて挑みます。


明日はご存知、FC東京トップチームも13時から天皇杯が組まれています。元旦に笑顔で引退試合を行うために、相手が仙台とは非常に高く厳しいハードルであると言えます。しかし自分は丸亀まで応援に行けない身で、中継等を見ることも出来ない様なので、その分と言うか、自分に出来ることとして明日は深川っこを応援しに行ってきます。

今回の応援企画において、本当に多くの方々に賛同いただけたようで、その応援Tシャツはユース・深川・むさしの全選手全スタッフに届ける事が出来ました。そしてその時同封したらしい「FC東京応援チャントCD」を、聞いて、覚えた深川の1年生たちは、今日の準決勝でも「闘え〜オレの東京!」とチャントを高らかに謳いながら、先輩達を後押ししていましたよ。そしてそんな選手たちを支える親御さんも、皆さんがTシャツを着て熱心に応援されていました。それは、ちょっとのお手伝い程度しか関われていない自分ですら感動する光景でもありました。

あしたのトップチームの試合は大事な試合です。ただ、それと等しく大事な試合があした深川で行われるという事を、まずは何より企画に賛同してくれた皆様に、そして何より青赤の誇りを持つ皆さんに、せめて知っておいてもらいたかったと思い、今回簡単ですがエントリを上げました。

少しでいいので、「そういえば深川っ子は?」と頭の片隅に置いといてもらえると幸いです。

本格的に冬に突入し、大事な試合が続く季節になりました。あしたもまた、青赤の誇りを胸に、闘えオレの東京!