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いよいよKINGを中心に回り始めた! プリンスリーグ -浦和Y戦

FC東京U-18

昨日のネタ関連ということで、時間軸すっ飛ばして先にユースの話題を(といっても神戸戦はTV視聴だったので大したことは元々出来ないしね)。ホントは昨日続けて書くつもりだったんだけど…やっぱりまじめなことをし慣れてないんだな俺は(笑)


プリンスリーグも残すところあと2節。首位である東京は全勝して連覇を達成するのみ。相手は浦和ユース、サカマガ曰く「いま一番注目のユースと言っても過言ではない」らしい。ふーん、って感じ。
スタメンその他スタッツは各所参考の事。東京はCBを4廣木5角田が務める。
ここ最近のユーストピックスと言えば5角田の起用か。クラ選関東予選の頃から起用が続いている。これまでスタメンを連ねていた6平出と26松藤はかなり盤石のCBコンビで、昨年の畑尾・藤原コンビとまた違う熟成味があったが、昨年なんかはCBコンビが崩れた試合で負けてしまった(高円宮杯準決勝)のもあっただけに、その教訓を思えば2の手3の手は必要。特に今年の東京はSB陣の充実が強みなのでCB陣のやりくりは比較的自由が利く部分だし、高さが無いという弱点がある以上は試行錯誤は続けていかねばならないだろう。
使われ始めの頃の角田は、やはり平出・松藤コンビに比べればあたふたさが垣間見れた。オッサンと形容された平出・松藤コンビの抜群の冷静さに比べて見劣りするのは仕方ない部分もあるんだけど。ただ、その中で光っていたのはフィードのセンス。観に行った大宮Y戦でも良い縦パスを何本も前線に入れていた。
一点目はその角田のフィードから抜け出した重松のゴール。ダイレクトでパスを回したがる浦和ユースをあざ笑うかのように、東京は縦パス一本で1点生んでしまった。
この得点で前述の考えを多少改めることになるんだけど。というのは角田のフィードが良かったというのと同じくらいに大事なのが「重松・山口コンビとの相性」の部分。前線のコンビは覚醒した18山崎ナオを中心にやりくりしてきたが、それに加えてここにきて最近は重松・山口の「むさしコンビ」が冴えに冴えわたっている。むさしから国体を経て、今もコンビを組むこの2トップは、6年間やり続けただけある抜群の意思疎通をここ数試合見せているが、それに乗っかる形で良さを見せているのが角田。つまり、彼もむさしから6年間、彼らにフィードを送り続けてきたということ。この実績がモノを言ったのがこの日の一点目だった。見づらいでおなじみの小平グランドだが、角田と重松の意識がバチンとあった瞬間、そしてその直後に角田から放られたフィードの美しさを真後ろから目の前で見れた、この武器の鋭さを確認できたのは良かった。
むさし2トップの手ごたえが大きくなればなるほど、角田の優位は大きくなる。無風と思われたCB争いが一気に過熱した、これは6月の成果の一つと言える。


順番が前後したけど、6月の収穫と言えば何といっても「キングのリハビリ」である。大宮Y戦で書いた気でいたけど、どうやらサボってたみたいなんで改めて。
昨年のクラ選得点王「キング・オブ・むさし」の復活は待ちに待ったものだった。右ヒザの負傷は予想以上に大きなもので、今も頑丈なテーピングに試合後の入念なアイシングは欠かせないが、身体のキレは徐々に戻りつつある。
この日は1得点のみに終わったが、重松からの展開が東京の攻撃にかなり馴染みつつある。平山的な収めるパワーというよりかはもっとテクニカルな感じ、相手の思考の逆を取りながら自然と自分の持ち方でボールを収め、そのボールを今度は相手からすれば心憎いくらいな嫌な「間」でサクッとサイドに展開してみせる。
ただ、そのテクニックをシュートエリアでも冷静に使い切ってゴールに流し込めるのが平山と重松の違いか(笑)彼のゴールに「焦って」取るゴールは少ない。ミドルレンジからのシュートでも、クロスに泥臭く飛びこむシュートでも、得点を取る感覚に忠実で冷静にこなしているのが見てる側にも伝わってくる。得点を獲る選手としての頼もしさと、その周囲の期待を全て受け止めきれる彼の性格が何よりの武器だ。

この日は城福監督はじめ、布啓一郎U-18日本代表監督に池内豊U-17日本代表監督と錚々たるお偉いさん方が視察に訪れていた。全体的に選手の動きは硬く、「昇格査定試合かよ!」ってくらいにガッチガチな選手も見受けられた。その中でもキングは淡々と、流されずにキングらしく振舞って見せた。それを見た布監督はその場で即決、次の日には召集のお触れがリリースされる事に。
いよいよ日の丸を背負うことになった我らがKING。だがこれで完全復活…とはまだ言わない。未だ万全ではないはずの彼のヒザの事もさることながら、良い時の彼を知っている方ならば「いやいやこんなもんじゃないでしょ!」となるはず。しかしかなり計算できるまでになってきたのも確か。盤石な体制でプリンス最終節に臨めることは間違いない。


7/12、この日の夜は味スタで名古屋戦があるので、「この日はサッカーを見る日!」と予定立てている方も多いはず。ならば是非、ついでに「サッカーを見倒す日!」にしてしまうことをオススメする。プリンスリーグ最終戦、連覇のかかる大事な試合が11時から深川グランドで行われる。
相手は横浜Fマリノスユース。三菱養和と並び今シーズンのプリンスで首位を争う3強の一角。例年タレントの豊富さから華やかなサッカーをするチームだが、今年は山瀬功治の遺伝子を思わせるアタッカー陣の鋭さが好評。当然かなりの強敵とも言えるし、しかし「連覇」という壁を超える為にはふさわしい相手でもある。激戦は必至。プリンスの組み分けが決まった時から、この試合が楽しみで仕方が無かった!
ぜひ多くの方に観に来てほしい。今年も全国制覇に向けて、いよいよ東京U-18はKINGを中心に回り始めた!