スタジアム問題について、「オイラも負けじとかっ飛ばす」その1

アマラオファイナルマッチの事を書こうと思ったけど、我らがシャチョさんが思いっきりかっ飛ばしてくれたんで、当ブログとしては久しぶりのタイムリーネタでも。あぁオラもかっ飛ばしたくなってきたぞ!!ってことで。hideサミットもwowowで楽しみきった事だし、ここいらで本腰入れてスタジアム問題について考えてみる。ちなみにエントリ名は、「青赤軍団荒れ狂う!」的な感じで読んで下さい。
で、かっ飛ばし記事って言うくらいだから、そういう類の記事としてまずは受け取るべきでしょう。本心・本気である事は間違いないけど、まぁまだ牽制の色の強いカードを切ってきたってレベルだから。こういった記事には目一杯踊った方が良いってもんですよ。ネドベドオーウェンワンチョペ的な記事と同じ楽しみ方で良いじゃない?これが前提ですよ。ってワンチョペ?!

東京が荒れすぎピッチ味スタから移転検討 - サッカーニュース : nikkansports.com
東京中日スポーツ:このままなら味スタで戦えない 村林社長 スタジアム移転を示唆:365日FC東京(TOKYO Web)

そんな気がするのは、オレだけじゃなくスタジアムに通う多数の素直な感情では?コンサート興行がスタジアムにとって大きな利益になる事は何となくは分かるけど、それにおんぶに抱っこで、その他が適当な仕事になってるんじゃないの?って。
もはや有名なところで言えばスタジアムフードについてだけど、最近スタジアムに通っててそれ以上に、悪い意味でずーっと気になっているのが『スタジアム広告』の少なさ。一階席と二階席の間に差し込まれるあのスタジアム看板、印象レベルで実際の裏は取ってないけど、一時期に比べて極端に減ってるはず。「アマラオ看板」の下で観戦を本格的に始めた頃に比べたら、スッカスカ。まともに写っている写真が見つからなかったけど、遠目のこの写真を見るだけでも、スッカスカ。TVに映る率の高い、売れ筋なハズのバクスタ側看板、日曜日に気になって確認してみたら「スープパスタ」とかの味の素製品3つだけ。これってあまりにも異常だろ?この味の素製品看板3つだって、もしかしたらネーミングライツの抱き合わせでサービスしてもらった3つなんじゃねぇの?って疑いたくなる。繰り返しだけど、バクスタ側広告スペースは一番価値の高い、広告収入の柱になっているべき箇所なハズ。そこがスッカスカの現状で、「コンサートが無いと経営が…」っていう言い訳をされる事に『ふっざけんなよ!』って思うわけ。この辺が、自分的には遊び無しのマジな考え。遊びまくりの考えはこれからするよ(笑)

平成15年株式会社東京スタジアム監査(東京監査事務局)
平成18年株式会社東京スタジアム監査(東京監査事務局)
参考文献。アタマの賢い大人の方々は読んで理解を深めて下さい。ちなみに自分は読んでないです(笑)
参考:「やる気のない日々」さん

  • けど、味スタって結構好きなスタジアムだったりする

これも本心。強烈に現在地から近いってのも大きい要素だけど、あの「土地」に愛着のある者としてはあのスタジアムにも愛着があるのです。調布で育った自分は、関東村はやはり思い出深い場所。そしてそこに本当にスタジアムが建ったんだ、って時の感慨はそれは凄かった。単純に、嬉しかったもん。関東村にスタジアムが建ったから、東京を応援し始めたって言っても過言ではない。それくらい愛着のある場所。
あと何より大きいのが屋根。味スタの屋根の造りは、国内でも胸張って良い造りではないかと。勿論これは雨避けの意味で指している訳ではなくて。それはもちろん、「遮音性」。スタジアムを屋根が包む事でオレ達の声がピッチ中を巡り、籠もる。それによって生み出される空気がいかに凄くて、いかに興奮させられるか、ってところ。
最近は専スタ信仰が極端に強くて、イングランド式スタジアムがなんたらかんたらという話が非常に多い。そんなスタジアム議論の中で、ピッチの近さだけが善し悪しの目安になって、屋根の存在・屋根による遮音性を疎かにしている感じが少し気になっていた。屋根の存在は、ピッチの近さと等しいくらいに重要な件。アンフィールドの何がスゴイって、ピッチ・客席と屋根がスゴイ近いって事。あの体育館の様な屋根の造りでユルネバを歌えば、そりゃあスタジアムが揺れるよって。アンフィールドで観戦してみて、一番スゴイと思ったのは実はそこだった。
そこで国内のスタを見ると(って、大して国内のスタを巡ったワケじゃないけど)、遮音性という点を全く考えてない屋根がどれだけ多い事か。その点で見れば、カ○マやビッ○ス○ンの屋根がどれだけお飾りかって話(けなしている訳ではないです。LOVEモツ煮・イタリアン)。方や味スタってのは声が籠もる造りの屋根で、その点の優位性は国内でも結構上位かと。ピッチが遠い!って文句を多く見かけるけど、この点だけでも結構誇れるスタだと個人的には思っております。また、この点を踏まえてさいスタに屋根を増設しようとしている浦和は、悔しいけど知ってんな〜と思うところ。

  • 虎穴に入らずんば虎児を得ず

今までは(他に多くの問題があっても)芝の養育に関しての不満だけを表明してきたわけだから、ぶっちゃけ芝さえ解決されれば、表面上問題は解決だった。土壌入れ替えて、誇れるピッチを作ります、でチャンチャン。それが今回の報道は「スタジアム側の姿勢」にまで問題を掘り下げる結果になった。だから「芝さえ解決すれば」という事ではなくなってしまった。ただこの点含めたこの大きな問題は、自前スタを持つという大きな夢のためには、遅かれ速かれぶつかる問題だった。タイミングの善し悪しはオレには分からないけど、勇み足として批判するよりかは、一歩深くに切り込んだ今回の社長の行動を個人的には評価したい。まぁどんなしっぺ返しが来るかは知らないけど(笑)

  • 自前スタなんて持てねぇよ

となると、いつもの『自前スタ問題』に話が及ぶ訳で。
自前スタ、無理でしょ。夢も無ぇこと言ってますが。晴海のスタ、1000億ですよ。フクアリで80億(建物のみで)とは言うけれど、千葉やさいたまとか土地が余っている場所ならいざ知らず、ここは東京だぜ?(ヒムロック風)。また現状の観客動員と今後の見込みを期待しても、フクアリ規模のスタなら意味がない。最低4万以上はキャパがないと(5万が理想か)。そうしたら1000億はまだしも、いくらかかるんだ?っていう。いつまで待てば良いんだ?っていう。「お金もねぇ、敷地もねぇ」は今後も解決されないでしょう。

じゃあどうしよう?って話は、長くなってきたから次回で。今回は結構まじめパートでしたね。今回の件の本心は、実は既に結構スタジアム看板の件に集約されているんだけど。なんで次回予定の「妄想パート」はのんびりと妄想しながら書きます。