元湘南・山形の外池、(株)電通に就職

湘南、山形を中心に多くのクラブを渡り歩いてきたが、昨年プロサッカー選手からの引退を発表した外池大亮。そんなトノが引退後の進路として、(株)電通への就職を決めた。

久々の馬入グラウンド Tonoike.Net

こちらのベルマーレサポさんのブログで言われている通り、これは『もっと評価されるべき』です。すごい決断だと思います。
引退選手のセカンドキャリアの選択としては、サッカー指導者を始め、解説者やクラブ業務、大きく風呂敷を広げてサッカー協会会長、これぐらいまでがサッカーに関わるセカンドキャリアとして頭の中で認識していた仕事でした。けどサッカーに関わることはもっと、果てしなく広い。

引退したサッカー選手がこの様に電通に就職したという例は今まで聞いたことがない。実際には何人かいるのかも知れないけど、間違いなく少ないであろう狭い進路。しかしトノはそこに飛び込む決断をしたのだ。
期待することは多い。先日のタイ戦の入場者数をみても、広告ビジネス業界から元サッカー選手が関わって欲しい事柄は非常に多い。電通の立場から、これから日本サッカーに貢献してもらわないといけないことは山ほどある。広告ビジネスは日本サッカー界にとって今、一番必要で、それでいて一番手薄な業界かも知れない。
ただもちろんトノが電通就職によってこれからどれだけサッカーのことに関わっていくのかは、将来的にも分からないことだ。全く関係ない仕事に最終的に落ち着くことだってある。だがまずは、元サッカー選手としてエキサイティングなセカンドキャリアを選択した、この大きなチャレンジを賞賛したいし、素直に頑張って欲しい。ビジネスマンとして、社会に「面白いモノ」を生み出していって欲しいです。
おめでとうございます。頑張れ、トノ!