「ヤツは死ぬまで保留する…」 U-22 -サウジ戦

文句が言いたい。文句が言いたい。けど今日は五輪の切符を手にする事が使命だから。それが全て。胸張って北京に行ってくれや。嬉しい!
ちなみに、今日の内容を観てやはり「反町解任」を求める声はまた出てくると思うけど、解任やったらこのチームはおしまい。批判の嵐の中やっと掴んだ成功体験なのに、それが否定される、「切符を手にしたのに解任」なんて劇薬与えたら、多分選手がバラバラになる。それに耐えうるだけの耐性は選手は持ち合わせてない。確かに自分も、今日平山がベンチ外という扱いを知って、フザケンナよ畜生!と憤ったけど。解任をやるタイミングはもはやこの先、ない。やってもマイナスでしかない。そもそも自分はこのチームは、反町だけのせいでも、平山だけのせいでもないと思ってるから。
もうこの段階だから。重要なのは成功体験を育てる事。その為に重要なのは強化プログラム。工夫も糞もなかった07年のマッチメイクへの不満は夏にもう垂れた。しかしそのままの工夫の無さでは来年は困る。来年はコンフェデもないし、強化費は余りに余ってるだろう。工夫のあるマッチメイクで、本格的な相手攻撃陣に守備が晒される機会をしっかり与える事。これが何より大事。
一番怖いのは、「反町イヤだ」が先行しすぎて他についての批評が消されていること。って今もそうだけど。東アジアの近辺としか組んでないマッチメイクに違和感を持つ人は結局少なかった。このチームを思うならば、今となっては監督の事あーだこーだ言うよりも、来年のマッチメイクに文句を垂れた方がよっぽど効果的。
反町解任派はもう諦めて、早いトコ批評の矛先を現実的なところに向けるべきでしょう。何度も言うけど、反町だけのせいじゃないから。

と、何だかスゴイ反町擁護してますが、別に自分も評価はしてないですから。今日の試合を観て「反町は『アカギの浦部』か」とガッカリしながらツッコミいれたくらいですから。アカギの浦部が分からない人は「アカギ」読んで下さい。
最後に。BS中継で「最初で最後のホームでの観戦ですね」と、井原コーチの労に触れた山本昌邦はエライ。よくぞ触れてくれた。確かにこの人の気配りはコーチ向きなのかも。しかしこの人はいつの間にか解説もこなれてきたし、何故か大相撲のゲストにも呼ばれてたし、「テレビ寺子屋」で講釈垂れたりもするし、一体どうなっていくんだろう。

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