それでも、勝つ。 秋華賞'07

ダイワメジャー皐月賞からの、新参なスカーレットブーケ一族の追っかけですが、今回の競争は個人的にはヒヤヒヤモノでした。
ローズSでのベッラレイアの相変わらずっぷりと、アンカツの鮮やかな「抑えこみっぷり」に一時は自信を持ったんだけど、そんな押さえ込むマーク対象というかが今回はあまりにも多すぎるかなと。どっかを押さえ込みにいく間にどっかから差されるみたいな。何処まで面倒見切れるんだという不安。そこで今回はシンドイかなぁと行きの道中で弱気になってきた。しかし追っかけだからと、馬単アタマ固定。
テンの速さは最初速いか?かかってるか?とうとうHペース?といったイキっぷりだった。体勢を立て直すアンカツはさすがだったけど、その些細な部分が後ろから抜きにかかるメンツに対しての少しでもアドバンテージになると思うともう。そこから3角から既にアタマを取りに行って。対して4角を抜群の手応えでまわるウオッカ。それを見てざわめく場内。
これはもうダメだと思った。直線立ち上がり、良いタイミングでゴーサインを出すウオッカ。けど、そこと同じタイミングの2完歩ほどだけの、一瞬の手応え。あのテンと道中の流れの中なのに結果、「いつもの様に」寄せ付けない圧倒的な勝ち方。ビックリした。これは強い。スゲェよ!
しかし、マイラーズCでのダイワメジャーアンカツとの出会いから、まさかこんな展開にまでなるだなんて。スカーレット一族はアンカツ様の元に成り立ってるのだと改めて痛感。このハマりっぷりは何なんだよ?!

・・とココまで読んでみて気付く人は気付くでしょうが、「じゃあそのヒモは何故買ったのか?」という話を全くしてません。しかしこれはする話がないからです。何となくレインダンス。秋口の幸四郎。その程度。結果ダスカ頭で4点のみ。当たる時なんてそんなもんだよね。「7→8の枠単が何で買えないんだ?!」と愚痴をこぼしてたくらいです。

馬に唸り、アンカツに平伏し、さて次走。2000以下なら負けないねもう。またしても兄貴と同じように2000以上の壁に挑むわけだ。「左回り怖い」「ノド鳴り怖い」「一番人気怖い」ときた「まんじゅう怖い」なダイワメジャーの話の最後の下げ、「今度は速い2400が怖い」は妹に受け継がれそうです。