最近姉がマンガを買えとうるさい。「○○の新刊が出たけど買ったか?」「いつ△△買うんだ?」とか。確かに最近のマンガ購買ペースは落ちてはいたけど、元々こんくらいまったりと、そして時には急激に買う様な人だったからそこんところはついてきて欲しいものだ。
自分がマンガを買わなくなる理由は簡単で、それは『自分の中での旬が過ぎてしまった』か『連載に追いついて、連載でしっかり追いかけてるから単行本は買わなくていいや』かで。前者だと例えばそれは「のだめカンタービレ」であり、後者だと「BECK」になるかと思います。もちろん続きや結末などはしっかり気にはなるんだけど、単行本コレクター欲が元々薄い性格なのも災いしてこういった本棚になってしまうのです。買い続けさせるだけのインパクト、唸る様なものが欲しいのです。う〜ん読む幅が狭くなってるなと反省したい部分もあるけどね。
ってことで今日買って読んだ本。

MOONLIGHT MILE 14 (ビッグコミックス)

MOONLIGHT MILE 14 (ビッグコミックス)

個人的には「新刊ばっか気にしてないでまずはウチの蔵書のおもろいやつをしっかり読めよ例えばコレとかさ」の代表的作品です。これは身内に限らず、結構周りの世界というか世間的にも言えるくらいの、その程度の知名度しかまだ無い作品な気がします。結構平積み率は高いし、アニメ化もされるんだよね?けど世間の評価が全く聞こえてこない。不思議な作品だと思います。
この作品を評価する時に毎回絶賛するのがこの独自の世界観の完成度とその表現方法、そしてその上で作られるストーリーをしっかり捻り、ヤマを作り、確実にカタルシスを与えているところも評価高いです。
確かにとてもアニメ化しやすい題材で、見る事は出来ないですが期待して良いものが出来そうな気はします。
少女ファイト(2) (KCデラックス イブニング)

少女ファイト(2) (KCデラックス イブニング)

本格的にバレー部の話が始まり、作者も生き生きしているんだろう。魅力的な駒を作る事にはこの巻で成功し、あとは動かす事を楽しむだけとなった。引き出しを小出しにしながらもさらに大きな引き出しを作れるのはこちらもまたストーリーの上手さなんだろう。安心して面白い。
そして、全く意味もないおまけページがちょっとツボだった(笑)