ヒストリエ 1,2巻

ヒストリエ(1) (アフタヌーンKC)

ヒストリエ(1) (アフタヌーンKC)

ヒストリエ(2) (アフタヌーンKC)

ヒストリエ(2) (アフタヌーンKC)

細くてスッキリした線で思いっきり残酷描写をするっと書いちゃうので有名(?)な岩明均の待望の最新作。
そういえば「寄生獣」は周りでも好みがハッキリ分かれてたマンガだった。オレも中学の頃は嫌いじゃないけどイマイチパッとしなくて2巻程度で読むの辞めてたが、「雪の峠・剣の舞」を読んでから作者評価を180度転換。新装版寄生獣を買いあさり、「ヘウレーカ」に唸らされ、そしてアフタヌーンでの連載再開。待ってましたの発売。
最近の岩明均はもっぱら古い時代を書かせたら・・・な作家。今回も「ヘウレーカ」と同じ(?)古代ヨーロッパの時代設定。このあまりにも広大な時代設定を上手く調理し、表情とコマ構成でドンドン読ませていく。いかにも四季賞出身な上手さ。
面ん白ぇな〜。一巻だけ読むんじゃなくて二巻まとめて読んで欲しいです。アフタヌーンは相変わらず盤石ですわ。